



お茶をあまり知らない人でも
楽しめるお茶が多いと思います

『凍頂烏龍茶』

1種類目は『傅統凍頂烏龍茶』
伝統的な製法で作られたお茶『传統工芸』
(写真右側)
色が濃く
香は炭の様な香
焙火(乾燥させる時に炭を使う(龍眼木炭))
紫砂急須でお茶を入れる
2種類目は『清香工芸』
(左側)
中发酵・重焙火
(発酵は軽く 乾燥はしっかり)
磁器の蓋碗で茶を入れる
中発酵の『清香工芸』

(重いので見た目は少なく感じる)
器は磁器の蓋碗で煎れます
湯の量は140㏄~150㏄
湯色は明るい黄色
香は花の様な香
味は爽やか
葉の淵 周りが『紅镶辺』
(周辺が赤を散りばめた様になっている)
2回目は
甘味 厚みが増し 渋みが無い
軽発酵の『清香工芸』は
50g95元(1900円)程で販売されているそうです
次に点てたお茶は
『传統工芸』


器は紫砂急須
湯の温度は95度~100度
1度茶葉を洗う
湯の量は140㏄
味は喉越しが良く
ほのかに炭のような香ばしさがある
男性に好まれる茶葉だそうです。
茶殻
50g160元程(3200円)で販売されています。
次 3番目に点てたお茶は『阿里山烏龍』

『凍頂烏龍茶』よりも高価でランクも上の
高山茶(標高の高い所でとれる茶)
茶葉は8g
湯の温度は90~95度
湯の量は140㏄~150㏄
器は磁器の蓋碗
湯の中に産毛がキラキラとよく見え
湯の色は凍頂烏龍より薄い黄色
1回目
山头气(山の頂上 高い場所の良い気を受け
残り香が涼しげな 爽やかな香り)
2回目
味は甘く厚みが有り 滑らかで芳醇
6~8回程飲める茶葉
茶殻
発行程度は中发と同じ
葉の感触は滑らか
青心烏龍(台湾北部 中发酵・重焙火)は
50g180元程(3600円)で販売
次 4番目のお茶は
『梨山烏龍』
阿里山烏龍よりも高価なお茶
50g300元(6000円)位で販売
最も高山茶は五峰で有名な『大庾岭』
湯の温度は95度
湯の量は140㏄~150㏄
器は磁器の大き目な蓋碗
(茶葉が開き易いように)
湯色は澄んだ黄色
味は甘く 厚みが有り 口の中にずっと残る
日本人が好む味
とても美味しかったです
最後 5番目のお茶は
『貴妃美人茶』
台湾茶を販売している会社が名つけたそうです
重発酵・軽い焙煎
茶葉の量7g
湯の温度85度~90度
湯の量は130㏄
器は磁器の蓋碗 蓋を開けて
低めの湯で煎れる
味は薄いが 滑らか
3回~4回飲め
東方美人に似た 甘い香りと味がしました。
50g160元~200元(3200円から4000円)
今回の中国茶はここまで
授業の後 台湾茶全10種類の試しのみ
7gずつ入れてもらって
販売してもらいました
(50gも高価なお茶は買えません)
勿論 最高級 梨山烏龍や阿里山烏龍も入って
220元(7g×10種類 4400円)と手が届く金額
つい買ってしまったぁ~