

成都空港18:45発
この便 欠航や遅れるのが当たり前な路線らしいです
日程を組む時 余裕を持たせる様 勧められました
成都からの便は景色が綺麗だそうで
いつも飛行機の席を通路側にする私達も
今回は窓側席をチョイス
正解綺麗な景色が見られました
19:45九寨溝空港着
標高3500m中国で最も高い空港だそうで
滑走も短いそうです
着陸がメチャ早かった
もうすぐ20時なのに まだ明るい
この日は 定時到着
ガイドさんが大変珍しいと驚いていました
ホテルはシェラトン
チェックインと夕食を済ませ
お部屋でのんびり過ごしました
一通りの物は普通に揃っていました
大き目のバスタブ
水が軟水だったため
シャンプーが日本並みに
泡立ちが良かったです
が 『中国シェラトン』です
ロビーは大丈夫でしたが
部屋はWi-Fiが無線LANで入らず
シャワーのヘッドが壊れぎみだったり・・・
普通ならクレーム物ですが
天津で生活して 期待値のハードルが
かなり低くなっている私達
『まあいっか~』と2泊過ごしました
成都パンダちゃんと一緒におやすみなさい
朝はバイキング
中国的に普通笑
日本からのゲストも多かったようで。。。
初老の男性が
「水が欲しい」と日本語でスタッフに伝えていましたが
通じず 困っている様子
英語が通じるはずですが・・・
そのくらいなら 私でも力になれるかな。。。
ツタナイ中国語発信スタッフに伝えると
当然「温かい水か?冷たい水か?」
「彼の席はどの場所か?」
ですよね。。。 中国は?天津は?
席に座っても水は出てきません
お湯はどこでも 無料でもらえます
が
冷たい水は無い所も多々あります
だいたい 危険な水と氷をワザワザ注文する中国人は
居ないでしょう
ビールですら 「冷えた」を言わないと
常温ビールが普通に出てきますよね
「温かい水?」と日本人に聞かれ
「熱いお湯です」と伝えましたが・・・
「水と氷より安全です」とは言えませんでした
シェラトンだし 大丈夫でしょう
食事を終えて 7:00集合
早速 九寨溝入り口へ
早朝にかかわらず 団体客が多く大変な人
入場券310元
景区内のグリーンバスにフリーで乗れます
入り口ゲートをくぐったら
バス停へ
グリーンバスって『緑色のバス』ってだけで
エコバスでも リッチなバスでもありませんでした
バスは沢山出ていて
ほとんど座れます
座れないと思ったら
見送ればすぐ次が来ます
しかし 乗る時はかなり強烈です
並ぶなんて単語は存在しないかごとく
さながら 激安バーゲン会場の入り口の様な
押し合い状態になります
ガイドさん『遠慮していたら いつまでたっても乗れません』
って・・・ガイドさんは はぐれないように
私たちの後ろから乗るので
頑張るのは自分自身
もちろん中国人になったつもりで頑張りました
乗ってしまえば結構座れるんだから
並んで順番に乗ればいいのに・・・
バスからの景色
九寨溝はY字になっていて
乗ったバスが右側の道に行くか
左側の道に行くかは
ガイドさんにもわからないそうです
私達は右側の道に行ったので
バスの終点は原生林
ガイドさんの話だと
前竹海の先は 山路でバスで1時間程かかる割に
水が無い原生林
前竹海で下車して見るのがお勧めとの事
早速下車して観光開始
素晴らしい景色
お伝えしきれないので
観光地情報を。。。
バスはどの池や海でも
近くになると 降りるかどうか聞いてくれるので
『我下』とか『要』と言うと降りられます
しかしバスは降りた所からは乗れず
乗車用バス停まで 歩かなければなりません
降りる時は 乗るバス停が何処にあるか
地図で確認してから降りないと
かなり歩く事になります
私達は ガイドさんがいるので
さほど歩かず 見て回り
無料バスを何度も利用しました
景区の道は
九寨溝も黄龍も全部
舗装道路の歩道か 板の遊歩道でした
今回 靴をトレッキングシューズか
軽めのウォーキングシューズか迷いましたが
現状はヒールやスリッパで歩いている人もいました
トイレも割と沢山ありました
紙はありませんがドアと鍵有り
綺麗とは言えませんが
掃除はしてありました
山小屋で見かける 水無しで
ビニールをペダルで送るタイプの所もあり
手洗い場は水が何処も出るようでしたよ
水は本当に綺麗に澄んでいて青かったです
山を歩くため 防寒着と帽子
標高が高いため 晴れると日差しがきついので
日焼け止めとサングラス
山の天気は変わりやすく 雨の多い地域なので雨具
高山病には甘い物と水分が良いとの事で
チョコレートと水を持参しました
この日は朝から晴れていましたが
寒かったです
実際私は 半そで薄手のTシャツ①の上に
長袖薄手Tシャツ②
その上に半そで襟付きポロシャツ③
その上に軽い薄いダウンジャケット④
そしてゴルフの雨具上下と傘を持って行きました
ほとんど ダウンを着て行動
午後から雨が降ったので
雨具の上着をダウンの上から着て歩きましたが
暑くはなりませんでした
傘は人が多い場所では
係りの人が閉じるように叫びます
カッパの持参をお勧めしますが
雨が降ると
雨具売りの人が沢山現れるので
20元程でビニールカッパが購入できます
昼食はY字の合流地点にある食堂でとりました
食堂はA~Dがあり
60元~200元程のバイキングでした
午後はY字の左側の道を観光
ガイドさんが土産密集区建屋を
サクサク歩きバス停
まで案内してくれましたが
左側へ行くバス停 私達には
見つける事が出来ない気がしました
左側ルートは終点の長海と
五彩池がお勧めとガイドさん
先ほどまで晴れていたのに
いきなり雨。。。
せっかくの鏡池は山々が映る様子が
見られませんでした
この日はガイドさんの案内で
たっぷり九寨溝を観光して
15時頃 下山
ホテルまでタクシーを使って
16時前にはお部屋でのんびり出来ました
18時からホテルで夕食
夜 19時半から 現地の民族舞台
『藏謎』を見に行きました
ホテルからタクシーで20分程の所に
上演会場がありました
中はこんな感じ
一日2回上演で18時からと20時から
撮影OK
字幕は中文と英文
ラマ教では『マ二車』という
回る筒のような物にお経を入れた物が有り
これを一回 回すとお経を一回唱えたことになるそうです
ラマ教は多くの信者が文字が読めないそうで
読めなくても 教が唱えられるものだとか
ふもとの村々でカラフルな旗(お経が書かれている)と
マ二車をよく目にします
舞台のあらすじ・・・
ラマ教の信者は 昔 何年もかけて
信仰の旅をした
3歩 歩いたら両手を付き 体を地面につけて
参る行動を繰り返し進むため
なかなか進まず 途中で亡くなる人も
旅の途中で亡くなることは
信仰の中で良い事とされ
天国に行ける
ある老女が山羊を連れて 信仰の旅をするが
途中で亡くなってしまう・・・神は信仰の深さを認め
老女を迎えに行き 天国に連れて行く
何年かして 幼女が子山羊を連れて
信仰の旅をしている
それは 老女の生まれ変わり。。。
パワフルな複数民族の民族舞踊や演奏が
とても素晴らしかったです
色々な民族舞踊の合間に
あらすじにある老女と山羊が登場
英語や中国語がわからなくても
楽しめる内容だと思いました
感動して心はホクホク




内容の濃い 満足な一日でした


明日はいよいよ最終日 黄龍

