旧今尾景年邸の蔵をカフェにしたnotaで、パンケーキ型どら焼きと和紅茶をいただきました。
パンケーキがどら焼きの皮になってるのだと思いきや、餡もしっかり入ってました。
4枚重ねだったかな?いっぺんに大判どら焼きをこんなに食べたのは、初めてでした。
カフェの内装も素敵です。1階はカウンター、2階はテーブル席とか。
私一人だけだったので、静かな時を過ごせました。
今尾景年さんは、私の推しの日本画家、木島櫻谷さんの師匠です。
今尾先生が審査員として、展覧会で櫻谷さんの作品を強引に推したことから、櫻谷さんが次第に画壇から孤立していったという風にも言われてますが、本当のところは、分かりません。
私は、弟子だからというのではなく、作品を正当に評価した点が大きいと思ってます。
問題になった、横山大観さんが推した安田靱彦さんの「夢殿」より、櫻谷さんの「寒月」の方がはるかに、いろいろな面で、素晴らしいと思います。
大体が、横山大観さんを大家と持ち上げてる画壇にも疑問。
“水の一生”をテーマにした「生々流転」、観に行きましたけど、「一滴の雨が大河になるまで」なんて、誰でも思いつきそうなテーマ。
40mの長さも、平安の昔から巻物に絵を描いてたわけだし、どれも新しくないのに、「重要文化財」なんて、認定の基準は何だったのか知りたいもの!
この隣が、旧今尾景年さんのお住まいで、“麓寿庵”という和カフェで、和菓子とお茶をいただけます。
建物は登録有形文化財、庭もとても良いので、おすすめです!