短期間ではありますが、
グンマーとなった次男。


赴任初っ端から
38℃という気温の群馬県でありましたが、
今はもっとすごい笑、40℃くらい
会社手配のレンタカーで
朝はコンビニに寄りアイスラテを買い、
コーヒーを飲み朝のニュースを聞きながら
ラッシュなしの優雅な通勤をしています。



以前は、まだ暗いうちに起きて
6時の電車に乗り出勤していました。
都心部に着く頃には
ギューギューのラッシュアワー。


22時や23時という
スーパーも開いていない時間帯の帰りは、
駅前の24時間営業の
牛丼屋でテイクアウトしたり
ラーメン屋でかきこんで食べたり、
ただ空腹を満たすだけの食事をして。
時には深夜まで仕事をして、
日が変わる頃寮に帰り着き
また翌朝早く起きるために
何も食べずにベッドにダイブ、
…という生活でしたが


今は、
まだ明るいうちに退勤をして
帰りは
新しい仲間とご飯を食べたり、
スーパーでゆっくり食材を選んだり、
ゴルフの練習場に寄ったり。
“仕事帰り”=あたりは真っ暗、と
体に染み付いている次男
昼間のような明るさの夏の夕方の退勤に
まだ違和感があるようで、
「なんだかサボって帰ってるみたいな
気になっちゃう」と言います笑



早速、新しい仲間と撮った写真数枚も
送られてきました。
本社から来ている先輩、
研修で一緒だった1年ぶりに会う同期、
中国人女性の派遣社員等々
…はいいけど、
誰なの?この、
歯を思いっきり見せる全力の笑顔で
えらく親密そうにあなたの周りで
ひしめきあうオジサン軍団は。



「あ、下請け業者のオジサン達?
初日からいきなり俺見て
なんかK-POPアイドルみたいなの来たぞ!!
…とか言って爆笑してさー。
俺モテモテなの、オジサン達に。
写真撮っていいすか?って行ったら、
中学生の修学旅行みたいに俺の周りに
ワラワラ集まってきちゃった。」

「それ関西弁?出身は大阪?
…って聞かれて、
まあ東京いたら
関西出身ですかって
よく言われることなんだけど、
僕高知ですー、脱藩してきました!
っつったら
俺のあだ名、龍馬クンになったwww」

「残念だけど、俺、夏の間しか
いないからさー。
ここのオジサン達には
文旦を教えてあげることができないwww」

「ゴルフの練習も
一緒に行こうって言われたから、
オジサン達ともう5回行った。」



・・・5回行った、って
まだ群馬住んで
一ヶ月じゃなかった?あんた滝汗



仕事は“中継ぎ”
…というより“火消し”に近い感じですかね。
群馬での仕事は
進捗状況にかなり遅れはあるものの
終了が近い事業。
先月までいた湾岸エリアでは
最後の最後でトラブルには見舞われたものの
ほぼ最後まで業務をこなした次男は、
「完了前にすべき業務」を経験済みなので、
群馬にもそれをするために来たようなもの。


湾岸エリアでの激務に
すっかり慣らされた次男笑、
手際よく仕事をこなしているようで
早速あった飲み会でも、
1年前に群馬に配属になっていた同期が
「はい、うちのエース来ましたー!拍手
と盛り上げてくれたらしいです笑


下請け業者のオジサン達は、何かと
次男に絡んでくる
次男を可愛がってくれるそうで笑、
初日には
K-POPアイドルみたい、と言ったのに
関西弁のようなイントネーションが
ツボに入ったようで(?)、
今度は
「なにわ男子!なにわ男子!」
と言うんだってwww


11ヶ月間激務をこなし10kg痩せた次男は、
確かに近頃頬がシュッとして
目鼻立ちがくっきりとして見え、
つい最近も私が職場で
同級生の披露宴出席をした
スーツ姿の次男の写真を
上司や同僚に見せたら、
「岡さん、韓国アイドルや俳優見んでも
息子がK-POPアイドルみたいやんか!」
と言われたところなので、
よく知らないオジサンから見たら
ちょっとそれっぽくなってるかもしれない笑
私としては下請け業者のオジサンより
女の子に
モテてもらいたいところですけども真顔
あと、群馬の暑さでもう5kg痩せたら
うん、まあ、
私にもアイドルには見えるかな笑


ま、何にしろ、可愛がっていただいて
さすがうちの次男!
お母さんは安心しました。




借り上げマンションは
築10年ほどの2DK、と単身にはちょっと広め。
寮と同じく
ベッドや洗濯機、冷蔵庫、レンジ等の
最低限の家具家電の他
ダイニングテーブルやテレビもあって、
もしかしたら前は
世帯用に使われていたのかも。
嫁さんもいないのに
「嫁さんと暮らせるくらいの広さ」と次男。
下の階には
新採用の研修で一緒だった同期もいて、
楽しく暮らしています。


・・・ということで、
初っ端から群馬生活を満喫している次男
前より時間はあるはずなのに
いつ電話しても、出ない。
もしくは、すぐ切られる。


「何」←なんだその返事は。おまえは長男か。
「打ちっぱなし来てるから今ダメ」
「同期とメシ食ってっから後で」
「事務所の人達と飲み会なんだよ」


なんだよ、ぷん。
見知らぬ土地で、
「東京勤務に戻りたい」とか
「田舎に帰りたい」とか
淋しくなってるかと思って
お母さん、心配してんだけど!プンプン


「え、別に」
「なんで淋しくなるの?群馬で」
「ここはね、土佐市高岡町って感じ」←笑
「田舎だけど、山中ってわけじゃないし」


次男も相手にしてくれないし、
お母さん暇なので、
少し社会科の勉強をしました。
私ね、県庁所在地というのは
その県では絶対的圧倒的シンボルで
人口もダントツに多い、
拓けている市なんだとばかり
思い込んでいましたが、
群馬って違うんですね!びっくり
県庁所在地は前橋市なんだけど、
高崎市の方が人口も多かったの。
新幹線が止まる駅もあるし、
東京にもギリ1時間圏内、
1時間圏内のわりに
横浜みたいに家賃も高くないし
駅周辺はギチギチに商業施設があって、
前橋より高崎の方がTier高いっていうか笑
ま、うちの次男は、
前橋でも高崎でもなく
なんとか郡っていう、
聞いたこともなかった
ところなんですけどもね笑



・・・と、
そんな群馬生活を満喫しているはずの次男
私には、当初
「群馬で遊ぶから寮には帰らない」
と言っていたのに、
土日の度に北陸新幹線に乗り、
寮に戻ってきています。


その理由は・・・