天気予報がはずれ、

晴れた日が多かった

ゴールデンウィーク後半。



ここ数年、

呆けが進行してきた母。

車の免許も持っていないので、

お買い物のお供をし、お茶の相手をし、…と

“おもり”という言い方が

しっくりくるようになった母と出掛けたり






近所に住む妹一家とご飯を食べ、

小5になった甥っ子を観察したり

チック症状は、

春休みが終わると共にかなり改善しました



いつまで経っても終わらない笑

「大人の塗り絵」をしたり、





遠出はせず、

ゆっくり過ごしました。




連休最後の夜、

実家から次男にビデオ通話をして

じいじとばあばに顔を見せてあげたんです。



こどもの日の振替休日だったこの日は、

かつての“こども”

初孫である私の長男や次男に

ばあばが鰻を送ってくれていて、

「こどもの日だねえ…

昔は、お鮨やケーキを用意して

あの子達にもお小遣いあげたねえ…」

と懐かしそうに言って。



「ユウはたくさんお給料をもらってるから、

もう送ってくれなくてもかまわないのよ。」

と私は言ったんですけど、



「うん、でも、こどもの日やから。」

って、ばあば。




たまにするビデオ通話は、

じいじもばあばも大喜びしてくれます。




ご機嫌になったじいじ。

「おい、◯◯(私の甥っ子)!」

田舎に残る孫は、小5の3号機のみ。

最終兵器、との大人達の期待も知らん顔

お勉強が大嫌いな男の子です。

「じいじ、もうすぐ

寝たきりになるかもしれんがな、

おまえもユウみたいに東京から

顔が見える電話してくれな!」




小5の甥っ子

「やだよ〜、僕はずっとここで

美味しいご飯と美味しいお菓子食べて

のんびりと暮らすんだもーん!口笛



じいじ

「こんな田舎おっても、しょうがないぞ。

やっぱりな、東京行かな!東京に!」





舌の根は、完全に乾いてた。

カラッカラ。



2022年8月、地元公務員合格を辞退して東京で就職することを決めた次男にブチ切れたじいじ




ま、もう2年になりますからね笑

私も、あの時の父への怒りは

もう忘れているし、口にはしないけど

さすが母。

私が「あの時何て言ったか忘れたの?!ムカムカ

とでも言うとビビったんでしょうか笑

ヤバい!と思ったらしく

一瞬、私の顔色を窺い、

私が何も言い出せないように

サッと遮るかのごとく、



「美味しいものを食べたいなら、

いっぱいお勉強して、

ソウくんみたいにイイ大学に入って、

ユウくんみたいにイイ会社に入って、

いっぱいお給料をもらわないとダメです!

美味しいものは、高いんですッッ!!」




甥っ子、ヤブヘビ・・・

ビデオ通話の向こう側の次男は

ニヤニヤとして笑、

相変わらず不貞腐れる甥っ子と

また一段と老いた祖父母を見ていました。




あと何年、

こんな団欒があるでしょうか。

舌の根がカラッカラに乾いた

じいじの発言と共に、

この幸せな時間を

覚えておきたいと思います笑