さて、私

ちょっくら仕事に行ってきます笑



ここ数年、息子の帰省中は基本

休暇をとることにしていましたが、



この日は、長男

研究室の

オンライン打ち合わせがあるとかで

「久しぶりに頭を使いましょうかねえ」と

朝からパソコン前に鎮座。



夕方まで忙しいと言うので、

私も

仕事でもしてきましょうかねえ真顔



日曜市という、

歴史ある街路市が

高知城の東側であるのですが

今日木曜日も、木曜市を

お城の南側でやってます。



「あ、県庁前界隈行くなら、

木曜市で芋天買ってきて。」

いや、パシリじゃなくて

私、仕事行くんだけどもやもや




と思いながらも、

一年にたった一度の帰省

ちょっとでも一緒にいたくて、

仕事を早めに終わらせ

芋天をお土産に自宅に帰ると

次男が使っていた部屋から

何やら声が・・・




イヤホンを付けている長男

私が帰宅したことには気づいておらず、

オンラインの打ち合わせを

続けています。





誰かが日本語で話すと、

長男も日本語で…いや、

エビデンスだのパラメーターだの

うっわ、私の嫌いな話し方してるwww

おまえはルー大柴か。

日本語でしゃべろ。

その前に、標準語やめれ。

土佐弁で話せ。( ´,_ゝ`)プッ

なんだかいっちょまえで、笑っちゃう。



と思いながら

ニヤニヤ盗み聞きしていたら



(⁠‘⁠◉⁠⌓⁠◉⁠’⁠)!!

英語だ!!



誰かが英語で話すと、

長男も英語でペラペラペラペラと

話しています。

思わず、スマホを取り出し

ドアの隙間から隠し撮りしてしまいました笑

じいじとばあばに

見せてあげようっと笑い泣き爆笑




学生時代から英語が苦手だった私は

内容はさっぱりわかりませんが、

パソコンの画面に映る人を

チラッと見たら、

欧米人だけではないようです。

採択された科研費や研究費を

来年度どう使うか

配分を決めるために、

長男が在籍する大学院研究室では

次年度の研究計画を発表し合うことに

なっていて、

長男も進学前こちらからオンラインで

参加してました。

画面の向こう側は、

現在研究室にいる人だけでなく、

春に来日する予定の

外国人留学生までいる様子。

来年はこうしたい、

こういう実験をして

こういう成果を出したい、

だからこういう機材が欲しい、

…と言っているらしく




今や研究の中枢となす立場になった長男は、

それはできない、

こうでこうだから、その成果は上がらない

…と否定しているっぽいし

例えばこうしたらどうか、

…と何かを提案しているっぽい。

・・・全部、〜っぽいしか

わからない私ですが笑、



とりあえず、英語での会話は

長男には日常的にあることだと

わかりました。




大学院生の長男は普段、

研究ばかりしています。

ラボにいる間は、白衣を着て手袋をして

ピンセットや注射器を持ち、

顕微鏡を見たり。

家では、本を読み、論文を書く。




「あのさ。

頭、本気で稼働させたことある?

ないだろ。フッ…」




バカにしてます?私のこと。




「知恵熱ってね、ほんとに出るんだよ。

頭の中のコンピューターをフル稼働させたら

スマホとかパソコンが熱もつみたいに、

熱くなるの。熱が出ることある。

いや、ちょっと考えたとか

ちょっと勉強したとかじゃないよ。

もう、頭爆発するくらいの、

勉強とか考えまくること。

人間なんだけど、プシュー、バン!!って

キャパオーバーで爆発しそうなくらいの。

したことねーだろ?」




・・・うん。ない。




私がぐうの音も出ないのは、

長男の言っていることは

おそらく本当だから。

本当に、それだけ

頭を使っているんだろう、と

思われるような言動が

普段からあるんです。




長男は、英語や中国語の他

わけわからん国の言葉まで独学で覚え

頭の中がワールドワイド。

パソコンやスマホのキーボードも

中国語用をすぐ使えるようにもしてあって、

英語ほどペラペラではないけど、

中国語もそこそこは使えます。

実際、研究室にいる中国人留学生と

中国語で会話しているのも

この帰省中に聞いてしまいましたしびっくり

私が見ていた推しのYouTubeの中国語訳を

的確に訳していました。

私はそのYouTubeを千回くらい見ていて

何を言っているかは知っているので、

長男を試してみたら、ほぼ正確でした笑

ま、中国語もいろいろ

広東語や上海語もありますから

「あんたのは何よえー」って聞いたら

「俺?俺のは、ベイ↓ジン↑」

って言われたんだけど笑、

ベイジン言うなwww

ペキンて言うてくれ笑い泣き笑い泣き笑い泣き



歴史を語り出したら

あんたその時代に生きてた?ってくらい

日本史も世界史もよく知っているし、


ドラマ『ガリレオ』の湯川博士が

突然何かの数式を書き始めて

説明を始めますが

長男も、あんな感じ。

私に言わせたら

「なぜ、そんなことが

数式で説明できるわけ?」

になるんですが、



頭の中は、どんなだろう…と

気持ち悪くもなります笑




長男は普段テレビも見ませんが、

実家でご飯を食べた後

父がNHKのニュースを見終わったら

「テレビかえていいぞ。」

と言うので、

甥っ子のアニメ視聴を阻止するために

長男がリモコンを奪い取り、

東大王とかロザンやカズレーザーが

出てるようなクイズ番組に変えます。



そしたらね、

東大王やロザンやカズレーザーと同じ

いや、それ以上に

すごいスピードで答えていくわけです。

間違うことは、まずありません。



じいじもばあばも、ぽかん。

「ソウちゃん・・・

あんた普段何をしてるの?笑」

「頭の中、どうなってるの。」



小4の甥っ子も、

「なんでそんなに何でも知ってるの?」

「お兄ちゃんはさ、

僕みたいにフツーの子供で、

ママやオバみたいにフツーに学校行って、

ユウくんみたいに

フツーの大学生してたの?」



いや、むしろ逆に

大学出るのには

次男より長くかかりましたけど?笑



帰省中は

たまに本を読む程度で

な〜〜〜んにもしていない長男、

一週間もすると

泳ぎ続けていないと死ぬ鮪みたいに

「あー!研究してぇ!」

「暇!勉強したい!」

と言うようになってきました笑





打ち合わせが

終わったっぽい←それすらわからない

タイミングを見計らって、

おずおずと

「あ・・・芋天こうてきたんやけど・・・」

と話しかけると



「あ!芋天?!♫

ちょうどお腹がすいちゅうき、

すぐ食べてかまん?」

と、土佐弁で答えた長男。




私とは、バリバリの土佐弁で話します笑



今週末は、国公立大の入試ですね。
長男が大学入試を受けたのも
ついこの間のように思えるのに、
すっかり外国語ペラペーラの
研究者になりました。
月日の流れは早い・・・ゲッソリ