私の長男は、

まめに連絡をしてこない人で



私からするLINEも、

基本、既読スルー笑



行方知れずだった時期もありますから、

ワタシ的には

たまに返事をしてくるだけでも

まあ、よしとしています。




そんな長男が、

「ママ!驚き」と

唯一すぐに自分から連絡をしてくるのが、

地震。



地震の多い地方にいるので、

「ママ!!今ね、…」と

頻繁に連絡をくれることは、

逆に、

災害の少ない地方に住んでいた頃より

増えました。




今回も、です。




地震速報があったら、私もすぐに

各地の震度を調べ、

息子達が居る場所がどうだったか

見る習慣がついているのですが、

今回も

「あっ!!」と

スマホとにらめっこしている最中に

ちょうど長男からLINE。



長男が住む地方は震度4くらいでしたが、

今回の揺れ方は、

とても気持ちが悪かった、と

言っていました。



私は四国在住で、

来る南海トラフ巨大地震については

県民も周知し、

ここ数年で津波タワーが次々とできたり

浸水地域の地価が爆下がりしたり

…と、目覚ましい変化がありました。

実際には地震は今のところ

ほぼなく、

台風や豪雨には慣れていますが

たまの地震には、

小さいものでもパニックになります。



しかし、

長男が住む地方は

東日本大震災で甚大な被害があったところで

普段から地震が多く、

長男も最近やっと

慣れてきたようでしたが・・・




今回の地震、

少し離れたところにお住まいの方々から

「立ち眩みかと思った」

「めまいがした時に似ていた」

という声がたくさんありましたね。



よくある

ズン!と衝き上げるような揺れや

ガタガタと細かい揺れではなく、

ゆぅ~らゆぅ~らゆぅ~ら…と

大きく大きく気持ちの悪い揺れ方をした、

と長男も言っており、

初めは

今日自分は体調がどれだけ悪いのだ、

三半規管がおかしくなったかもしれない、

と初めての感覚に怖くなったそうです。





次男は、帰省中で

地震がおきた時刻は

そばにいましたし、

休暇を長めにとっていたので

先ほど東京に戻りましたが



次男の友人の中には

大晦日と元日に

チラッと親に顔を見せただけで、

すぐ東京に戻り働く、という人や

修論を仕上げるために

急いで戻らないといけない学生も

まだ多くいて、

元日の夕方便で羽田に向け

発とうとしたら、

羽田の航空機衝突事故で欠航になり、

急遽、岡山までJRやバスで行き

陸路で東京まで戻るという友人が

何人もいました。

物資を届けるための航空機が、とは

痛ましい事故です・・・





地震。




ここまでの大地震になると、

備えをしていても

被害は避けようがなく、



何が正解なのか、

どうすればよかったのか、

生死を分ける何かがあるのかもしれませんが

それは予測できる範疇ではなく、



最後は

息子達を神様に預けた気持ちになり、

ただただ、何もない田舎から

祈るだけになります。





いろいろなことを考えた

お正月でした。