鹿児島県の離島 種子島

 

子育てママの味方!

自分も相手も大切にする暮らし。

妊娠中から産後もその後の子育てのことも
ずっと伴奏して成長を見守り続ける太陽のような助産院。

うみの陽助産院

助産師 たけだあつみです。

 

種子島はもう桜が咲いております☻ 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

令和3年11月3日「いいお産の日」

南の島 種子島に助産院を開院をしました。​

 

お母さん3年目。

海なし栃木県、宇都宮市出身。

 

 

 

海に憧れ、気づいたら島国に移住していました

 

専門学校を卒業後、4年半助産師として三次救急の大学病院へ勤務していました。

そのときは毎日通勤だけでも往復3時間以上!仕事も3交代。

お産も多く年間1300件のお産がある病院はいつも忙しく緊張の毎日。

そんな毎日の中、ずっと憧れ続けていたサーフィンに挑戦!

サーフィンは想像していた数百倍楽しくて!海に浸かると日頃の疲れも

全部海に流れていく感覚がやみつきに!

 

往復だけで疲れ切っていた仕事を退職し

退職してからは派遣の看護師として訪問入浴のアルバイト。

貯金したお金でサーフトリップにオーストラリアに行ったり

サーフィン中心の暮らしを楽しみました。

 

完全に海に染まった私。(笑)

会う人会う人に、患者さんからも「サーフィンしてる?」

と言われるほど日焼けしすぎてガングロでした(笑)

 

その頃、半年間期間限定で移住し仕事をしながら趣味も楽しめる

応援ナースという仕事があることを知り!

 

そんな理想的な暮らしがあるのか!と

友達とサーフィンができるところで応援ナースの仕事を探しました。

 

偶然目にした種子島の病院に【サーフィン部】の文字。

種子島なんて授業で聞いたことがあるくらいで(1543年 鉄砲伝来)

もちろん行ったことも友達もいません。

 

でも波が良いらしい!

 

 

 

それだけで種子島への6ヶ月の看護師派遣勤務を決めました(笑)

 

 

緑豊かで虫も植物も元気なこの島。
少し走れば青い海、空からは大きな光を照らす太陽

 

 

種子島の綺麗な海♪ヨキノ海水浴場です。
 

波が良かったのはもちろんですが、空気もあたたかい島の人達も大好きになり
サーフィンをきっかけに夫と出会い、ご縁があり結婚し、息子を授かりました。

 

​息子を出産後、自分のこれからの生き方について考えていた時、

思い出すのはお産のこと。

 

息子は大学病院の院内助産院で里帰り出産しました。

 

コロナ渦で面会はなく赤ちゃんと二人。

 

 

今までの何より激しい痛みを感じたけれど、

赤ちゃんも一緒に頑張ってくれている、赤ちゃんに会いたい!という

何よりも愛おしい全身から湧き出るエネルギーを感じた出産体験。

そして、そんな私に寄り添ってくれた助産師さん。

 

 

3720グラムのビッグベビーでした!
 
 

種子島に来てからは助産師ではなく看護師として勤務していましたが、

出産を機にふつふつと湧いてきた

 

私、やっぱり助産師がしたい!!

 

という気持ち。

 

産休育休で長期の休暇がとれる間に、

何か助産師としてもう少し知識をつけたいな、

自分の子どもにもしてあげられることないかな、

と思ったときに出会ったベビーマッサージ。

 

これは生まれてから自分の子どもにしてあげたい!

と産休中に資格を取得しました。

生まれてから実際に子どもにマッサージをする時間が

バタバタの毎日の中の、私の唯一の癒しの時間でした。

 

返してくれる気持ちよさそうな表情も

目の前に流れる穏やかな時間も本当に幸せな気持ちで満たされる大好きな時間。

 

 

いざ育休を終え、病院勤務の看護師に復帰すると毎日はさらにバタバタに。

そんな日常で私を癒してくれるベビーマッサージの時間。

そして毎日保育所で頑張る息子。

本当は子供と一緒に過ごしたいのに預けて働くもどかしさ。

 

【子どもを預けて働くなら本当にやりたいことをしたい!】

 

 

やっぱり助産師がやりたい!!!

 

ココロもカラダも大きく変わっていく妊娠中。​

こんなに何かを愛する気持ちが自分にあったのかと思うくらい

愛しさをたくさん感じる一方、これでいいのか、何が正しいのか

不安に思うこともたくさんある育児中。

そんなママたちに大丈夫だよ、と寄り添いたくて

産休育休中に取得したベビーマッサージの資格を生かし、

島内唯一の助産院をはじめました。

 

 

 

もともと私は、小さい頃から周りの人の顔色を伺ったり、
人の意見を気にして八方美人とよく言われていました。

 

そして摂食障害をきっかけに価値のない生きてる意味もない、

見た目も心も自分のことが嫌いで嫌いで意志の弱いダメな人間だと思って

周りの人を羨んだり、いつも劣等感の塊。

 

摂食障害が治るまでは10年くらいかかり、体重も今より15キロくらい重くて、

自分が憧れるファッションなんてできませんでした。

 

ずっとやりたかったサーフィンをはじめて

海に入ってイキイキしてる自分を少し好きになって。

 

どうせできない、と思っていたことにチャレンジして

変われた自分に少し自信がつき

怖いと思ったことにも、できないと思うことにも

周りの目を気にせずチャレンジしてみるようになりました。

そんな経験を少しづつ積み重ね自分のことが好きになり

自分の気持ちを大切にしたいと思うようになりました。

 

でも見た目も気にせず、本当にありのままの自分を好きになれたのは

実は息子を産んでからです。

 


ベビーマッサージを通して目の前のありのままの息子を愛するように、

ありのままの自分でいいんだ、

完璧じゃなくてもこの特別な自分を大切にしようと思えるようになりました。

 

 

 

 

自分が産まれてきたこと 

自分を産んでくれたこと
パートナーが産まれてきたこと 

パートナーを産んでくれたこと
子供が産まれてきてくれたこと 

 

 

その全てに感謝して、体も心も思いも全て

【“自分”も“相手”も大切にする】ということ。

 

慌ただしく過ぎていく毎日。
そんなこと考える余裕がない日も、

子供にも夫にもイライラする日も、実際にはたくさんあります。

 

 

ただ1日の中でほんの一瞬でもベビーマッサージを通して、

タッチケアを通して、
性のおはなしを聞くときにそんなことを思い返して、

何かを感じてもらえたり、
おっぱいケアを通してからだと向き合い、

自分のからだを好きになって毎日が楽に過ごせて
もっともっと自分を大切にしてほしい。

 

私自身も、“自分”を大切にできていなくて

いろんな歯車が狂ってしまった過去があるから。

 

生きていく上で本当に大切なこと。
【“自分”も“相手”も大切にする】

ということを伝えていきたいのです。

 

読んでくださりありがとうございました☻

 

 

 

うみの陽助産院

たけだ あつみ