趣味の紹介
やがてタヌキが大きく成長した頃その家の老夫婦は亡くなってしまいました。残されたタヌキはたいへん悲しみました。
お婆さんに化けてたタヌキが子どものころ山でケガをしてしまいました。それをお爺さんが見つけ、家に連れてかえりキズの手当てをしました。その後、子ダヌキは元気になりお婆さんにもなつくようになりました。
お婆さんは、おこんを山の近くまで連れて行きそこで見送ると・・・どうしたことでしょう!おこんと分かれると気がゆるんだのでしょうかお婆さんのお尻からタヌキのシッポが出てきました。実はお婆さんは、タヌキだったのです。
時間が過ぎ、日が沈みかける頃になるとお婆さんは「さあ、もう山へお帰り」「夜になると危険がいっぱいだから」「途中まで送っていってあげるよ」おこんは、ちょっぴり寂しくなりました。
数年前、雨のふる日におこんのお母さんは交通事故で亡くなっていたのでした。
この日、おこんはいろいろなことがあり、疲れてしまったのかお婆さんのひざ枕で寝てしまいました。このとき、懐かしいお母さんを思い出すおこんでした。
トントントントンおこんの肩たたきでお婆さんは気持ちよさそうです。
「この花はね、亡くなった主人が大切に育てた花なんだよ」それを聞いて花に水をやる、おこんでした。
おこんが部屋の壁に掛けてある写真に気がつくと「これはね、亡くなった旦那さんの写真なんだよ」お婆さんは、おこんに説明するのでした。
お婆さんは、おこんにキノコの入ったうどんをごちそうしました。おこんは初めて人間の食べ物を口にしお腹いっぱい食べました。
おこんはキズの手当てをしてくれたお礼にとお婆さんの好きなキノコを差し出しました。「おや!それを私にくれるのかい?」「なんて優しい子なんだろうね~」お婆さんは嬉しくなりました。
おこんがお婆さんのところに近づくと「おや!どこの子だろうね~」「もしかして今朝会ったキツネの子かい?」「人間に化けたつもりなんだろうけど・・・」「耳とシッポが出てるよ」「一人前に化けるには、まだまだだね~」お婆さんに見破られたおこんは恥ずかしくなりました。
「クンクン・・あのお婆さんのにおいがするぞ」おこんは、やっとの思いでお婆さんの家までたどり着くことができました。
ブォ~~~~ッ!あぶない!よそ見をしていたおこんはトラックにひかれるところでした。町は危険がいっぱいです!
「きゃぁ~っ!」おこんは動物たちの毛皮を着た人間を見てびっくり!
「お嬢さん、キャンディーを1つどうぞ」キツネの着ぐるみを着た人間か らキャンディーをもらい不思議に思うおこんでした。
町までやって来たおこんは初めて見るものばかりでびっくり置物のタヌキを見て不思議に思うおこんでした。
山をおりてきたキツネのおこんはお婆さんのにおいをたよりに足取りを追うのでした。
おこんは山をおりるにはキツネの姿では危ないと思い人間の子に化けてみました。
おこんはキノコがたくさんある秘密の場所を知っていたので傷の手当てをしてくれたお婆さんに持っていくことにしました。