バージル「サンダーバード2号から本部、応答せよ」
「我々は今、サーキット場に到着しました!どうぞ!」
スコット「ここがアルティメット・サーキットか!」
「さっそく走行してみるか」
スコット「なかなかいい所じゃないか!」
バージル「ここなら毎日遊びに来てもいいよね、兄さん!」
ピピピピピィィィ~~~~ッ!!
係員「君たちダメですよ~!」
「このサーキット内で宙に浮く乗り物は危険です!」
「ですから車輪の付いたもの、もしくは自走での走行をお願いします。」
スコット「しかたがない・・・このメカを使うか」
バージル「最初からこれで走ればよかったね、兄さん」
スコット「これはけっこうハードだな~!」
バージル「振り落とされそうだよ~!」
スコット「いかん!旅客機が緊急着陸してきたぞ!」
バージル「どうしよう!兄さん!」
バージル「うわぁ~っ!挟まれる~!」
スコット「なんとか脱出しよう!」
スコット「旅客機に飛び移るんだ!」
バージル「わかったよ兄さん!」
スコット「ダメだぁっ!手が滑る!」
バージル「尾翼から火花が出てるよ!兄さん!」
ニュースキャスター「ここで臨時ニュースをお伝えします」
「先ほど入りました情報によりますと」
「アルティメット・サーキット内で、ドイツ航空会社のルフトハンザ、
ボーイング747型機のLH4302便が車輪の故障により、緊急着陸を
こころみましたところ、何者かが妨害したもようです」
「このテロ行為によって旅客機は着陸に失敗し、機体から火災が
発生しました!」
「詳しい情報を現場から伝えてもらいましょう」
「現場のウッディーさ~ん!そちらの状況はどうですか~!」
ウッディー「はい!こちらは現場です!」
「ようやく機体の火は消え、大きな被害は、免れました!」
「負傷者は一人も出ておらず、事は無事に済んだようです!」
「なお、この事故の原因とみられるテロ組織の二人組は、
現在も逃走中で、捕まっておりません!」
「目撃者の情報によりますと・・・・・」
ウッディ-「犯人とみられる二人組は、地面にトンネルを掘って逃げたようです!」
「また新たな情報が入り次第、お伝えいたします!」
「現場からは、以上です!」
スコット「バージルの兄弟のスコットです」
バージル「スコットの兄弟のバージルです」