虎九美のブログ-h1


映画「ハンター」を描いてみました。


主演のスティーブ・マックウィーンは、がんの病と闘いながら


賞金稼ぎのラルフ・ソーソンを演じ


遺作となってしまったマックウィーン最後の映画です。


西部開拓時代から現在も続いてる賞金稼ぎという職業で


保険会社の依頼で仮釈放中、逃亡した犯罪者を捕まえる


実在の人物、ラルフ・ソーソンを題材にした映画


それが「ハンター」です。



虎九美のブログ-h2


見どころは、犯人追跡のシーンで車の上を走ったり、


電車の屋根に乗ってパンタグラフにぶら下がったりと、


がん患者とは思えないアクション


また映画の中でラルフがコレクションしている数々のおもちゃは


ほとんどマックウィーンが集めてたもの


そして愛車の年代物のシボレーもマックウィーンが所有してた


車です。



マックウィーンの魅力


去年の年末にマックウィーンの特集した2時間番組を観て


インタビューで「荒野の七人」「ハンター」で共演した


イーライ・ウォーラックさんが言ってたこと


「彼とは2度、共演しましたが


彼には不思議な魅力を感じました。


演技しているときも普段のときも


彼自身から出てくる存在感があるのは


持って生まれた能力だと思います」


それを聞いてなるほどと思いました。


ロバート・ボーンさんが言ってたこと


「荒野の七人」の最初のシーンで


ユル・ブリンナーとマックウィーンが馬車に乗って


墓場へ死体を運ぶとき


マックウィーンがショットガンに弾をこめる前に


弾をふって挿入したり、帽子をとったり、かぶったりの


しぐさは彼のアドリブ


そんな行動にユル・ブリンナーは気に入らなかったようだし、


二人はかなりライバル意識をもってたよ」


と、おっしゃってました。


う~ん、なるほどね~



とにかくマックウィーンの映画は同年代の役者さんたちにくらべ、


出演数は少ないものの、現在でも多くのファンと


映画の人気があるのはマックウィーンの魅力が大きいからだと


思います。


自分は彼が映画の中で遠くの方へ視線をむける表情がいちばん好きです。