SMC TAKUMAR 55mm f1.8 | さるおやじ♪もんきちのブログ

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もうそろそろアラカンの声も聞こえて来そうな「さるおやじ」のブログ♪来る者拒まず去る者追わず!ただの備忘録なので何かに特化したブログではありません♪マイブーム多し♪適当に生きてる呑気な「さる」でございます(笑)

オールドレンズって、なんかつい似たようなレンズを買ってしまう💧

この間、アトムレンズのSuper Takumarを買ったばかりなのに…

また買っちゃいました📷💦

って事で今回紹介するレンズはコチラ📷🎵
アサヒペンタックス時代の、SMC TAKUMAR 55mm f1.8📷🎵

ただの「Super」でも「Super-Multi-Coated」でもなく「SMC」である📷🎵

お値段税込880円📷🎵

カビ玉だったがキズ無しで抜けてるレンズ📷🎵

購入後、分解清掃したらめっちゃ綺麗になりました✨📷🎵

買ったのは過去にも程度の良いSuper TakumarやMC ROKKORなどがボディ付で1000円+税📷🎵

極上のFD 50mm f1.4を平気且つ無造作に2000円+税でジャンク扱いしてた近くのリサイクルショップ📷🎵

本当に価値を知らないのでは!?と疑いたくなるお店であります📷🎵

ただ、デジカメ類は他所より強気且つ高めな価格設定だからやはりフィルムカメラ関連は普通にジャンク扱いなのかも💧

そんな激安SMC TAKUMAR📷🎵

アサヒペンタックスSVやSPの標準レンズだった前者に対しSPFやESⅡなどM42マウント最後の標準であった📷🎵

Super Takumarとの比較📷🎵
左がSuper Takumar(Ⅲ期型A)、右がSMC TAKUMAR📷🎵

ピントリングがゴム巻きになり現代的な外観に📷🎵

後側📷🎵
左側のSuper Takumar(Ⅲ期型A)のすっきりシンプルな後側と違い絞りの情報をボディ側に伝達するピンが追加されM42マウントで精一杯頑張って近代化しようとしたのが解る📷🎵

一応レンズの黄変を確認📷🎵
左のSuper Takumar(Ⅲ期型A)と比べても差が無いくらいの黄変📷❗

って事でこいつもアトムレンズみたい📷💦

だからって危険な物ではないので気にはしない📷🎵

いつもの様にOLYMPUS E-PL2に装着してみる📷🎵
あまりにも違和感無さ過ぎて…詳しくない人ならこれが普通且つ標準と思いそうな見た目📷🎵

馴染み過ぎてカッコよさ半端ない📷🎵

さて、こんな組み合わせで作例を📷🎵

今回の作例も絞りをいろいろ変えて試写してるので各写真の感想だけとなります📷🎵

まずは…
室内で少し絞ってみて…📷🎵

後のボケ方が柔らかい📷🎵

同じく室内にて📷🎵
ベルトの辺りがカリッカリにキレの良い写り📷🎵

外へ持ち出して…📷🎵
道志ダムの導流部💦

風化したコンクリートの硬質感がよく出てる📷🎵

近所のマンション📷🎵
外壁の色を濃い目に出したくて気持ちアンダーに📷🎵

絞っているのでタイル一枚一枚が際立つ📷🎵

玉ボケ✨📷
輪郭がはっきりしていて綺麗✨📷🎵

色の出方もなぜかTAKUMARを始めとするPENTAXのレンズは凄くはっきりとした色味であります📷🎵

M42マウントだろうがKマウントだろうがPENTAXのレンズのキレの良さは相変わらずである📷🎵

どれを使ってもかなりキレキレな写真になることに驚かされるが、単焦点レンズは特に顕著である📷🎵

更に言うなら…まともに写るTAKUMARで外れた事がない📷🎵

玉数も多くオールドレンズでメジャー且つ大人気なのもよく解る📷🎵

普及機でこんな描写の良いレンズ出されちゃ…

当時から高級機メーカーのNikonやCanon以外のメーカーが切磋琢磨し多機能化、小型軽量化やコストダウンしてPENTAXの牙城に追いつこうとしたのも頷ける📷🎵

まぁ、このSMC TAKUMARはM42マウントも時代遅れになりつつあった頃のレンズだが…

基本設計の確かさがそんな時代でも生き残り、ある意味後発設計の強みを武器に満を持してKマウントを世に送り出す時間を稼ぐ事が出来たのでは!?と思います📷🎵

他社が先を急ぎ度重なるマウントやフランジバックの変更を余儀なくされたのに対しPENTAXはAE化、更にはAF化された現在でもKマウントを守り続け、フランジバックに至ってはM42マウントの時代から変わっていない📷🎵

そんなM42マウントの有終の美を飾ったSMC TAKUMAR📷🎵

レンズ沼なんて言葉がとても浅く感じるくらい深い歴史と技術に思えます📷🐵🎵