こんにちはAKです
今日は娘を連れてお義父さんのお見舞のため病院へ行ってきました。
お義父さんは末期癌で、緩和ケア病棟に入院しています。
2週間前にもお見舞いに行ったのですが、その時と比べるとだいぶ状態は落ちていました。
主治医からは皮膚の色が変わってきたので、もって1週間ぐらいでしょうと伝えられています。
約4年前に癌を宣告されて、癌の摘出手術3回、抗がん剤や放射線治療など、やれるだけの事はやってきましたが、癌というのはしぶといものですね。 あれだけ治療したのに、身体中に広がった癌はいなくなってくれませんでした。
そして、お義父さんは最終的に治療を中断し、残りの人生を楽しむ事にシフトチェンジしました。
実はお義父さんが緩和ケア病棟に入る前、お義父さん、夫、私の3人で約6ヶ月同居しており、短い期間でしたが家族として同じ時を過ごしました。
慣れない土地で暮らす事、ましてや向こうの親と暮らすってどんな感じだろう、ストレス溜まりそうだな〜。と最初は思っていたのですが、
お義父さんは明るく優しく迎えてくれ、自分で言うのも変ですが、仲良くやっていたと思います。
※お義父さんの性格(変なところでキッチリしてる)と私の性格(大雑把)は全く違うもので、合わない事も沢山ありましたが、特にトラブルにはならず仲良く暮らしてました。
そんなお義父さんが入院したのが2月上旬、状態が少し回復した際に2週間だけ自宅に一時退院しましたが、その後は私の出産もあり再度緩和ケアに入院となりました。
私が妊娠してる時からずっと娘が生まれてくるのを楽しみにしてくれており、そして生まれてくるまで頑張って生きててくれました。
今日お義父さんに
「お義父さん、よう頑張ったね、ありがとうね。」と話しかけると、
「あ、あ」と声を出して反応してくれました。
多分お義父さんも、「ありがとう。」と言ってくれたんだと思います。
特にビックリしたのが、受け答えもままならない中、娘が来た事を伝えると触ろうと手を動かしたんです。最後の力を振り絞って娘の頭を撫でてくれました。
お義父さん、こんな私を受け入れてくれてありがとう。
娘をいっぱい撫でてくれてありがとう。
この記事は昨日投稿しようと思ってた記事です。その時ちょうど夫からお義父さんが息を引き取ったと連絡がきました。
私は娘がまだ小さいので家で待機しており、最後は看取れませんでしたが、夫、妻に見守られながら安心して逝けたのではと思います。
悲しいですが、悲しくはありせん。
というのも人は死というものがいずれ必ずやって来ます。自然な事です。
そんな中お義父さんはよう頑張りました。最後の最後までお義父さんらしく生きれたと思います。現世で出逢えた事に感謝しながら、私達はまた生きていきます
お義父さん今までありがとう、天国で見守ってて下さいね。