歓びに揺れたのは《菫色の花》
あなたの代わりに
微笑ってあげる

哀しみに濡れたのは《紫陽花色の花》
あなたの代わりに
泣いてあげる


あなたにあげられなかった
生まれてくる朝と、死んで行く夜を

あなたの代わりに…

独りで寂しくないように《双子人形》を傍らに
小さな棺のゆりかごで目覚めぬ君を送ろう…


いつの頃からか
生まれてくる前に死んでいった赤子には
傍らに生死を捧げる双子の人形

その魂には「冬」の名が付けられた
待ち続ける者 帰らぬ愛しき者

どちらにも訪れぬ春 眠り続ける魂の名…


いずれも悲痛な叫びばかりが
「冬」の名を呼び 求め続ける

降り止まない雪のように…


●○●Roman●○●


―ありがとう お母さん
僕は幸せです

知ってる 知ってる  あなたの愛を
知ってる 知ってる  あなたの物語を


知ってる 知ってる
「僕」を生もうとしてくれたこと

だから 春が来る前に―

●○●冬の《伝言》●○●


久し振りにRomanを廻ったら涙が止まらなかった(´・ω・`)

身近な所で生まれたのに死んでしまった「冬の子」
涙が止まらないです


頑張ったね、頑張ったけど
…うん、でも


元通りの健康な身体に戻れば、いつかまた子供は産める

またお腹の中に宿る新しい命は、また違うものだから

恐れずに
迎えてあげれば良いと思う。