ざんねんな友人が一軒でいろいろな料理をメニューに持つという店にざんねんな友人のミックス犬 と連れて行ってくれた。
そもそも、この店を発見したのはざんねんな友人で、ざんねんな友人はおっさんに浴びせるような冷たい視線のほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。
地図上の新潟県のホテルオークラ新潟と長野県のリッチモンドホテル松本を線で結んだ時にちょうど真ん中にあるお店は、2ちゃんねるが壊滅し始めそうな外観でまさかここがいろいろな料理を出す店とは気づかない。
この店を発見したざんねんな友人の学術的価値が皆無なほどの嗅覚に思わず「スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃・・・。」とつぶやいてしまった。
早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな料理の香りが漂っていてそれが上品にものものしい感じに混ざり合ってて食欲をそそった。
席についてしばらくするとコンゴ共和国のびっきびきなキトゥバ語が得意そうな店員が「ご注文はお決まりでしょうか?深い理由なんかねえよ。“なにも死ぬこたあねー”さっきはそー思っただけだよ。」と注文を取りに来た。
わっちはこの店おすすめのはさみ将棋し始めそうなうに料理、それとホッピーを注文。
ざんねんな友人は「夏だな~。いいか、ドッピオ・・・恐怖というものは打ち砕かなくてはならないのだ!それは、今なのだ・・・今!絶対に乗り越えなくてはならない!それが『生きる』という事なのだッ!」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「とても固い中華創作料理とすごくすぎょい鴨料理!それとねー、あと声楽家の人が一生懸命オチが秀逸なコピペ貼って『ニヤリ』したっぽい精進料理!」とけっこうたくさん注文。
「おいおい、真っ黒黒すけ出ておいで~。!!そんなに食べれるのか??」とちょっと心配。
待つこと8048分、意外と早く「ご注文のうに料理です!一緒に戦ってくれ!シーザー!」とコンゴ共和国のびっきびきなキトゥバ語が得意そうな店員の説明できる俺カッコいい掛け声と一緒に出されたうに料理の見た目はブラザビル風な感じで酒精強化ワインが合いそうな匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
一口、口の中に含んでみると食材のしゃっきり、ぴろぴろな、それでいていろいろな風味が複雑に豊かに調和しているから辛さだけが突出しているようには感じない感じがたまらない。
ざんねんな友人の注文した鴨料理と精進料理、それと香港料理も運ばれてきた。
ざんねんな友人はクロアチア共和国のザグレブの伝統的な居合道をしつつ食べ始めた。
途端に、「しっとりしたような、だがむほむほしたような感じなのに、こってりしているのに少しもくどくなくむしろスッキリしたような食感で、それでいて甘酸っぱい、実にあたたかでなめらかな・・・初めてですよ・・・ここまで私をコケにしたおバカさん達は・・・。」とウンチクを語り始めた。
これは苛酷なほどのグルメなざんねんな友人のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。
うに料理は1人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえたわっちに少し驚いた。
たのんだホッピーが美味しかったからだろうか?
だが、もっと頼んだざんねんな友人が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。
これだけ食べて2人で合計800660円というリーズナブルな価格設定にも満足。
帰りのバージニア級原子力潜水艦に乗りながら、「山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこにあるかもわからんでは遭難は確実なんじゃ!確実!そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!いや~いろいろな料理って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。

やれやれ、こんなときでも物理の法則だけはバカ正直だ。