[NHK特集  ‘SFリアル 「サイバー戦争」’を見て]

昨日、5月14日のPM11:00からやっていたNHK総合の番組を視ました、感じることがあって書いてみます。

番組のテーマは、昔は‘サイエンスフィクション’のジャンルで括られた映画や小説に登場する荒唐無稽な技術が今や実現しようとしている。
というもので今回取り上げられるのは、主にインターネットを使って行われる攻撃、つまり「サイバー戦争」が現実の危険として迫っていると言うこと。

例として、街のカフェで無料のWifiにあなたのスマホを接続すると、そこにハッカーが居ればデータを盗まれるよ!とか

ネットに接続する機能のある自動車は外部からハッキングされると、エンジン、ブレーキ、エアバッグなどがリモートコントロールされる危険がある、ですとか

ココで昔私も見た映画が例として紹介されました。これです、当時結構ヒットしました。
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〈あらすじ〉
核戦争をシュミレートする米国国防司令部のコンピューターシステムにそれとは知らず浸入した、ハッカーの主人公が単なるゲームだと思い遊び始めた相手の「ジョシュア」 は北米の核ミサイルを自立的にコントロールすることが可能な今で言うAIであった、ゲームはエスカレートして行きその結果、ソ連(公開は1883年)との全面核戦争の危機一髪の事態を招くが、事態の真相を見せられた
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主人公のデビッドはAIの思考を袋小路に追い込むために、TIC-TAC-TOE(三目並べ:○×ゲーム)を始め、システムの処理能力を削ぐことを試みる。三目並べは相手がミスしない限り引き分けに終わり、必勝手順がないゲームであることを学んだジョシュアは、こんどはあらゆるパターンの核戦争シミュレーションを始める。ジョシュアは核戦争はどのようなパターンであっても必勝手順がないという結論に達し、核戦争シミュレーションの実行を中止する。

以上ですが、この番組ではAIのことを取り上げているのではなく、ウイルスソフトを使って遠隔でインフラを攻撃が可能だと言うことが言いたいのです。

番組内では変電所のシステムに浸入しスイッチをコントロールして機器を破壊する物理的攻撃が可能であることを実験で証明していました。

さらに、ウイルスソフトを“マルウェア”と言うそうですが技術者が見つけたあるマルウェアを解析したところ開発に多額の資金が使われており(恐らく国家レベル)その点から、すでに国家間において戦争状態にあるのでは?と推測されるとのこと
実際、米国が中国に警告を発した! と言う報道を私自身も目にした記憶があります。
今のところ完全に防ぐことは出来ないそうで、恐ろしことです。

で、次に今夜は、NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」と言う番組が放送されます。

私の見解では、この2番組はセットで視る必要があるのでは?と思います。理由は・・・
それは後者を観てから書くことにしましょう!

別にNHKのまわし者ではありませんが、NHKにしか作れない番組もありますので受信料分視ないと損ですよ‼️