- 未来惑星ザルドス
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死があることで人間は人間たりうるんやっつーはなしやで!
『 未来惑星ザルドス 』 1974年 イギリス 106分
監督 : ジョン・ブアマン
出演 : ショーン・コネリー、シャーロット・ランプリング、セーラ・ケステルマン、ジョン・アルダートン
【満足度】
★★★★★★★☆☆☆(73)
70年代のSFはほんま独特な作品が多い!こういうSFって最近はぜーんぜんみーひんなったよねぇー。
【オススメ度】
★★★★★★☆☆☆☆(65)
面白いで!っていうような作品や無いけど、この世界観には一度触れても損はないかもわからんね!
【内容】
2293年という未来を想定し、その時代に人間はどう変化しているかを描いたSF映画。製作・監督・脚本・原作は「脱出(1972)」のジョン・ブアマン、共同製作はチャールズ・オーム、撮影監督は「2001年宇宙の旅」のジェフリー・アンスワース、カメラ・オペレーターはピーター・マクドナルド、音楽はデイヴィッド・モンロー、編集はジョン・メリットが各々担当。出演はショーン・コネリー、シャーロット・ランプリング、セーラ・ケステルマン、ジョン・アルダートン、ナイオール・バギー、ボスコ・ホーガン、ジェシカ・スウィフト、ベアバー・ダウリング、タリストファー・キャッソン、レジナルド・ジャーマンなど。goo映画
【感想】
ジョン・ブアマン監督の隠れた名作『未来惑星ザルドス』を再鑑賞しました!(って当時むっちゃヒットしたらしいけどね)
『エクスカリバー』っていうこちらも隠れた名作を撮ったことでも有名(有名やない?)で、この2本しか観たことないんやけど、むちゃくちゃ武骨で不器用な作風で、そのゴツゴツ感(?)なんでか妙に気持ちイイ(って自分だけ!?)っつう変な監督やねぇー
いつか全作品を観たいなぁーって思ってる監督なんやけど、いつものように思ってるだけやったりして
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確かショーン・コネリーが007シリーズを退いた直後に出たことでも有名な作品なんやけど、SF映画マニアでこの映画を知らない人は居ないっつーぐらいの名作っす
久しぶり(20年ぶりぐらい?)に観たけど、びっくりするぐらい色褪せてないやん
全く色褪せずに"変"
↓どれぐらい変かというとショーン・コネリーがこんな感じなぐらい変↓
明らかにヤバイっすゲイのSM嬢っす
下のトレイラーとか観てもーてもわかるんやけど、最近の未来描写では全くありえへん独特な描写なんで、初めはちょっととっつきにくいかもわからへん
でも、あまりにも独特なんで、逆にリアル(リアルまではいけへんか)に感じて、異様な世界に引き込まれていくんよねー
ストーリーは結構難解やとかいわれてるけど、そんなに難解っつーもんでも無いんちゃうかな?
結局は人間とは?生きるとは?死ぬとは?っていう普遍のテーマやしね
(どう感じるかは人それぞれやけど・・・)
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オススメはでけへんけど、ちょっと変わった映画(哲学的SFとか呼ばれとったような・・・)が観たい人は観てみてもええんちゃうかな
↓このザルドスくんのインパクト!↓