前回の都議選で注目され当選した女性議員(元放送作家)の議会での質問時に飛んだヤジ


が話題になっている今日この頃。 



ヤジはどのレベルの議会でもあるようだが、都議会議員というものについて、私見を


ご披露したい。そのことが、こうした下劣なヤジの根源になっているのではないかと


思うからである。



熟年行政書士も約30年のサラリーマン時代に組合活動を通じて、特定候補の選挙


活動をやらせていただいた。 (当然ながら都議会議員選挙もである。)



市区町村議員より地域密着度が低く、国会議員ほど発言が注目されないのが


都議会議員というものである。


 (私も自分が投票した議員くらいしか知らない。それも名前だけである。)



巨大予算を抱える都議会議員は、当選すれば4年間は、十分な歳費をもらって悠々


自適な生活ができるのではないだろうか。


(現実の政治の場からもっとも遠いところにいる議員のような気がする。


すみません、全くの私見ですので、間違っていたらお許し下さい。)


オリンピックも決まり、さして重要な争点もない都議会に、1年生議員の、しかも女性で


独身の議員が、子育て支援に言及する質問をすれば、安穏な多数回当選議員


(まして与党の自民党議員)にとっては格好のヤジの標的がでてきたようなものであろう。



実際のヤジは録音されており、ヤジった議員は明らかにいるのであるから、摘発される前に


きちんと名乗り出て謝罪すべきである。


(くだんの女性議員にも謝るべきだが、私が求める謝罪は有権者全員に対してである。


ヤジを飛ばすような暇があったら、もっと都議会のためにする活動に注力すべきである。


それこそ24時間、有権者のために働くべきだ。)



知事も議長も、議会のルールなどどうでも良いので、果敢なリーダーシップを発揮し、都議会


を浄化してもらいたいものである。