題詠ブログ | 喜劇 眼の前旅館

喜劇 眼の前旅館

短歌のブログ

ずっと止まってた題詠ブログのほう、締め切り間際に即詠で四十首くらい追加しました。
http://halfdoors.blog.shinobi.jp/

くちびるを女相撲の小結が腫らしてひからせている孤独に
いいですかこれは空耳あなたには真珠に値する人生がある

こういう感じの。まだ半分近く題が残ってるので気が向くたび引き続き即詠すると思う。
しかし即詠といっても実は何が即詠なのかよくわかってない。いちおう自分の定義ではいったん完成したのを寝かせて推敲、という作業を最初から入れない前提で且つ途中で意識を切らさずにつくったものが即詠です。だから極端にいうと何日かかって書いても即詠ということはありうる。要は即興の力みたいなのに開かれてるかどうか。まあ定義なんてどうでもいいんですが。
即詠すると自分の手癖がやたらと目立つか、逆に自分がつくった気がしないような歌になりやすい気がするけど、これは逆のことではないのかもしれない。どっちも自分がつくりたいとか表現したいとか思う前に出てきてしまったものという意味では同じではなかろうか。