実録・校内滝めぐり (1) | 喜劇 眼の前旅館

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短歌のブログ


釣り人を近頃みない橋をゆく 川風が髪に残す花びら


私には宛て名のようにドアがあり笑うときかるくほぞがひきつる


鍵は落葉にまじって踏まれてるきみが次のフェイズを見にゆく前に


遮断機のむこうで降る夕立ちをつい凝視する点滅がまだなのに


線路には線路の滝があることを誰か手紙に書いて丸めた