本当はここからだった | 喜劇 眼の前旅館

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短歌のブログ

やっと何か思い出したという感じがした。
お題でいうと「079:芽」あたりから。
そうそう、ここまでは前に来てたんだよな。とうしろの景色を見て思う。ここまでは、たぶん以前通ったことがある道だった。

一度通ったことがある道を通るのはやはり文学じゃないよな。

でも、前回はここまで来てたんだというところにたどり着くまでが大変で。セーブ機能のないRPGやってるみたいな感じ。
だから電源切らずにやり続けるしかないんだ本当は。
本当はね。

(去年は78番までしかつくれなかった、という話ではないです。念の為)

題詠終って歌葉の選考会も終ると気が抜けて、長い長いオフシーズンに入る。
そしてふり出しに戻る。
そんなことのくりかえしを、どうすればいいだろう。