冬の始まりと冥王の恋 | スタッフからも“愛”をこめて

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「電話占い Angel Grace 」のおちゃめなスタッフブログです♪

11月に入りどんどん木々が色づいて秋が深まっていますね。
ギリシャ神話でも、四季特に冬が生まれた神話があります。

冥府の神であるハーデスの唯一とも言って良い恋の話がそれです。

ある日冥府にある地上との亀裂を見上げていたハーデスは、
そのそばで豊穣の女神を母に持つペルセポネーが友人たちと花を摘んでいました。
その美しい姿に一目ぼれをしたハーデスは、初めての恋にどうしたら良いか分からなくなりました。
弟であるゼウスに相談しました。
ゼウスは「女というものは強い男に惹かれる。嫌がっていても力づくで攫えばよい」と、
冗談混じりでアドバイスしました。
弟の言葉を真に受け、ハーデスはペルセポネーを冥府へ連れ去ってしまいました。

冥府へと攫われたペルセポネーは丁重に扱われていましたが、来たくて来たわけでないので、
ハーデスのアプローチに首を縦に振ることはありませんでした。

一方大切な娘を奪われた豊穣の女神はありとあらゆる神や生き物たちに娘の居場所を尋ねていました。
太陽神ヘリオースから、娘はハーデスに攫われ、それはゼウスの勧めだったと聞いて激怒しました。
ゼウスも「冥府の王ならば、夫として十分釣り合う」と諭しましたが女神は聞き入れません。

ゼウスはハーデスのもとにヘルメスを派遣しペルセポネーを解放するよう告げました。
ハーデスもそれに応え、ペルセポネーを解放しました。
ただ、彼女が帰る時ザクロを一つ渡しました。
冥府で丁重に扱われていたのと空腹に耐えかね、ペルセポネーはザクロを4粒口にしてしまいました。
地上に帰り彼女は、母にザクロを食べてしまった事を伝えました。
冥界の食べ物を食べた者は、冥界に属するという神々の取り決めがあった為、ペルセポネーは冥界に属さなければならなくなりました。
母はザクロは無理やり食べさせられたと主張してペルセポネーが再び冥府で暮らすことに反対するも、神々の取り決めを覆す事はできませんでした。
そして、食べてしまったザクロの数だけ冥府で暮らす事になり、一年のうちの1/3(または1/2)を冥府で過ごす事となり、彼女は冥府の王妃ペルセポネーとしてハーデースの元に嫁いでいきました。
そして母は、娘が冥界に居る時期だけは、地上に実りをもたらすのを止めるようになった。
これが冬という季節の始まりだといわれています。

こんな風に始まったハーデスをペルセポネーの結婚生活は意外や意外、円満だったと言われています。


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