次に、「すみれちゃんおはよう」という本うを紹介します。

表紙の女の子と男の子、みさきと、弟のこうすけです。

その2人がアスファルトの割れ目から咲いている、小さなお花と出会うお話です。

アスファルト、コンクリートの割れ目からお花・・・土もないのに不思議だけど、こういうお花、みんなも見たことあるんじゃないかな。

じゃ、さっそく中を見てみましょう。

 

(P4見せる)

みさきはもうすぐ小学一年生。

団地に引っ越してきたばっかりで、まだ友達がいません。

弟のこうすけと団地の階段を駆け下りて、あ、っと立ち止まりました。

コンクリートの割れ目から、小さなムラサキ色の花が咲いているのを見つけたからです。

小さなお花は、ぴんと背を伸ばしてみさきとこうすけを見上げています。

みさきが、「この花知ってる。すみれだよ」というと、

こうすけが、「じゃ、この子すみれちゃんだね」と言います。

さらにこうすけは「すみれちゃんもだんちにひっこしてきたんだよ」と言います。

まだ友達のいなかった2人はこの小さな花との出会いがよほど嬉しかったんでしょうね。

(P9見せる)「すみれちゃん、なかよくしようね」と言い、

2人はすみれの花の周りを石でぐるぐる丸く囲み、「すみれちゃんおふまないで」と大きく書きます。

ここの部分、少し読みますね。(P9〜11)

ここだけでも、2人、とくにこうすけがすみれちゃんのことが大好きなのが伝わってきますね。

 

そして、次の日の朝、2人はすみれちゃんにおはようを言いに行き、とても驚きます。

なぜかというと、昨日書いた「すみれちゃんおふまないで」のうしろに「はい」とかいてあったのです!

だれかが返事を書いた!

2人はまた石でメッセージを書きます。今度は、「何が好きですか?」と書きました。

これは、好きな食べ物はなにですか?の意味です。

そして、しばらくすると返事が書いてあります。なんて書いてあったか?

「さかな」と書いてありました。2人はすごく楽しくなって、大笑い(P28)

なんだかともだちができそうなすてきな予感がしますね。

2人はまだ見ぬともだち、さかなのこ、こないかなーと、すみれちゃんのそばで遊びながらまちます。

ところが、はしゃぎすぎたこうすけがつんのめって、すみれちゃんをガッと踏んでしまいます(P36)

すみれちゃんは倒れて、紫色のつゆが出ています。

こうすけとみさきは必死になってすみれちゃんの看病をしますが…すみれちゃんは元どおりになるのでしょうか。

それと、気になる返事を書いてくれた魚の子は誰なんでしょうか。またお返事書いてくれるのかな。

すみれの花を通して、自然の強さと人の優しさに出会えるステキなお話です。続きはぜひ読んでくださいね。