こんばんは!工学系研究科 都市工学専攻 修士一年の橋本佳奈です。現在、豊川くんとともに水勉強会の代表をやらせていただいています。よろしくお願いします音譜

 ついに、ブログができました~!!つくってくれたのは豊川君です。どうもありがとうにひひ最近勉強会の活動が活発化してきていて、嬉しい限りです。私は、メンバーのみなさんからいつも刺激をもらっています!勉強会ではがっつり勉強して、飲み会ではがっつり飲んで、というように、水勉強会は非常にメリハリがありますよねーいい感じですグッド!これからも、今いるメンバー同士の仲を深めるのはもちろん、新たに興味を持ってくれた方にとっても、「なんか面白そう、ちょっと顔だしてみるかなー」なんて気軽に思ってもらえるような、肩肘はらない居心地のいい勉強会にしていけたらと思いますアップ

 ではでは、さっそくですが、私の近況報告をしたいと思います。勉強会のみんなで観に行った「ブルーゴールド」、こちらに触れたい気持ちもやまやまなのですが、誰かが書いてくれることを信じて!(よろしくお願いします笑)

 私は先週末、一泊二日で足尾銅山(栃木県)と神流川発電所(群馬県)に行ってきました。都市工学専攻とサステイナビリティ学専攻の留学生が対象のフィールドトリップ的なものだったのですが、お手伝いということで私も一緒に同行させてもらいました★

 まずは足尾銅山。
20世紀初めには、日本の銅生産量の1/4を担っていたそうです。
渡良瀬川の鉱毒被害、田中正造による鉱業反対運動などで有名ですね。

 見学当日の最高気温は、なんと-3℃!!

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 トロッコに乗って銅山の中へ。

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 銅山自体は1973年に閉山していますが、当時の様子がそのまま再現されています。人形がリアルでした↓。気を抜いていると、突如現れる人形に本気でびっくりします。しかも動いているので…

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 渡良瀬川上流ではSO2による木々への被害、下流では重金属汚染による水中生物への被害というように、広範囲が銅山からの影響を受けていたということです。また、渡良瀬川は利根川の支流ですが、当時利根川は東京湾に注いでいたため、被害は東京湾にまでも及んでいたらしいです。川は、生物にとって必要不可欠なものである水を運ぶものであると同時に、いったん汚染されるとその被害を拡大させていく、生物にとっての脅威ともなりえるということをあらためて感じました。

 さて、次の日には東京電力神流川発電所へ行きました。
この日も相変わらず寒く…
雪が!

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 この発電所、世界最大規模(282万kW)の純揚水式発電所です。ただしまだ建設途中。
南相木ダム湖(上池)と上野ダム湖(下池)との間で、高低差を利用して発電を行います。夜間には下池から上池に水を戻し、再び発電に利用します。発電所は上池と下池の間の地下にあります。

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 発電所を地下に建設したのは、環境への配慮だそうです。川の環境を変えないよう、ダムには二年間かけて川の水を少しずつひいてきたり、ダム建設にはコンクリートを使わず石灰石など自然の材料を利用したりと、環境負荷を小さくするための工夫をいろいろしているらしいです。
これは下池で東電の方にお話をうかがっているときの写真。

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 そんなわけで今回は発電所と下池に見学に行きましたが、東京電力の方のお話によれば、上池からの眺めは最高だそうです!上池の周りには遊歩道や公園などがつくられ、南相木村の一大スポットとなっています。ダムは無機質で冷たいというイメージを持っていたのですが、ダムに親しみを持ってもらうように工夫をすることで、そこから水力発電や環境への興味につながっていけばいいのではないかと思いました。
 冬の間は上池までの道が閉鎖されていて行くことが難しいため、また違う時期に行ってみたいと思います。(いつかのフィールドトリップ候補!?)

 ではでは簡単ですが、以上で報告を終わります
チョキありがとうございましたニコニコ