前回はメタモデルとはどんなものかという説明をしました。今回からその具体的な内容と使い方についてシリーズでお伝えしていきます。
深層部の情報を言語化するに当たって人は省略・一般化・歪曲と言う3つの手段を使います。この3つをさらにいくつかに分けて体系化しています。
今回は省略を取り上げます。
省略とは出来事に対してある特定の部分だけに焦点を当て、それ以外のことは省いて言語化することです。省略することで話の要点がわかりスムーズな会話となる反面、誤解や混乱につながるケースもあります。
この省略はさらに5つに分けることができます。不特定名詞、不特定動詞、名詞化、比較、判断、の5つです。
・不特定名詞とは「業界」「日本人」の様な言葉です。
誰のことなのか、何のことなのか、具体的に判りません。
・不特定動詞とは「伝える」「働く」のような言葉です。
具体的にどんなことをしたのかわかりません。
・名詞化とは「自由」「人間関係」の様な言葉です。
誰のどんな状態のことなのかわかりません。
以上の3つは共通概念として捉えられがちです。その言葉の意味は皆自分と同じだと信じ込んでいるのです。しかし、良く聴いてみると全く違う意味として使っているケースがあります。
例えば「日本人はもっと自由に働くべきだ」という文章では
Q日本人とは具体的に誰のこと?
Q自由とはどういう状態?
Q働くとは何をすること?
等のように一つ一つを明確にしていく可能性があります。
メタモデルの質問は相手を深く理解するのにとても効果的です。しかし、根掘り葉掘り聞いては全くの逆効果!まず相手と強い信頼関係を結ぶことが最も重要です。
“何のために質問するのか、この人とどんな関係を結びたいのか”といった意図や目的をはっきりさせ、常に意識していることがポイントです。このメタモデルがあなたのコミュニケーションのお役に立つことを願っています。
次回は比較と判断についてお伝えします。
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