ちょっとうれしい話 | 農夫のつぶやき。

ちょっとうれしい話

昨日の話です。
夕方、3人の小学生が、お父さんと思しき方とソフトクリームを買いに来て、しばらく休憩所で遊んでいました。閉店近くになって ひっくり返っているあぶ をみつけ
「ねえおばちゃん、いきてるむしがいるよ、つかまえて」
「どれ、なんだこんなちいさいむしじぶんでつかまえてみたら」
「やだよ、むしにさわったらねばいきんがつくんだよ、てをあらうのめんどうだもん」
「じゃ、かぶとむしもさわれないの?」
「かぶとむしとかね、クワガタはさわれるよ」
こんな会話をしました。
その後のこの子たちの好意は、『ねえおばちゃん、おなまえなんていうの?わたしはね、まな、このこはね、こうせい、このこはね、そうた っていうんだよ。おばちゃんひとりでおしごとしてるの?」
「おくにほかのおばちゃんたちがお菓子を作ったりあしたのじゅんびをしたりしていてね、よぶとすぐにおてつだいしてくれることになってるんだよ」
「じゃあわたしたちおてつだいする、なにする?」
そんなわけで、モップ掛け、台車の片づけ、空き箱の片づけなんかをしてもらっちゃいました。
外でタバコを吸っていたお父さんが戻って、
「じゃあね、またくるね、わすれないでね」と何度も手を振って帰って行きました。
一番大きい そうた 君が、「きょういちにちありがとう」と書いてある手紙を、私のエプロンのポケットにそっと入れて走って行きました。
こんなことのあった夕方でした。