~分娩台に上がってあと5ミリ子宮口が開くのを待つ。~
さて続きです。
助産師さんが7時半くらいになるかなと言うので律儀に7時半まで夫と待ちました。
夫はどんな気持ちだったでしょう?これから始まる出来事に緊張が高まっていたかもしれません。
時間になって助産師さんが来ました。
分娩台の足をかける部分に両足をかけ、右手にいつでも輸血が出来るように点滴がつけられ、栄養分が送られました。
「早速いきんでみましょう。いきみたくなったら、深呼吸して、それから深く息を吸って、息をとめたままおへそのあたりに力を入れる!」
やってみました。でもいきむってよくわからない…。大便を出すつもりでって聞くけどそんなに大便出すのに苦労したことないし…(汗)
1回いきんで、その後すぐ息を吸い2回目のいきみに入る。
そのセットを陣痛が来るたびに行います。
朝8時ころ、助産師さんが
「いきみはとても上手よ、頭も見えてきてるんだけど…。」
まだまだ先は遠い様子。
「9時くらいになっちゃうかな。」
と助産師さんの意見。助産師さんが応援を呼びに行きました。
病院の診療時間前までに産まれてほしいね、など助産師さんが話してるのが聞こえます。
金曜日で、たしか医師が1人しかいないんだったと思います。
(あたしも早く産まれてほしいよ…。)
そうこうしている間に陣痛が弱まってきてしまいました。陣痛が来ないといきむことが出来ません。
陣痛誘発剤を投与することになりました。
誘発剤を打つと良い陣痛が来ました。そしていきむ!いきむ!いきむ!
…でも、残念なことに
「さんりゅう(何のことかわかりませんが)にひっかかってるね、ここを抜けないことにはね…」
産道に困難な個所がありました。
「お母さん(私)の身長も150cmだし…、一度骨盤のレントゲン撮った方がいいかもしれない。」
まさかのお産の最中にレントゲン室に行くことに…。次の陣痛の波が来る前にと大急ぎです。
3枚ほど撮って分娩台に戻りました。点滴の付いたポールを夫が良い位置に移動させてくれたのを覚えています。
そして、いきむ!いきむときに夫が私の頭を持ち上げてくれるのですが、
「次は肩のあたりからぐっと持ち上げて。」
と頼みました。
「お尻の穴を天井にむけて!」
そう言われても良くわかんない…。頑張っていきむんだけど…。
「やっぱり、産道が固いのよね、とくにここ!」
応援で呼ばれてきた助産師さんが思いっきり膣の中から肛門の方をぐいぐい押し広げます。
(のわ~~~!!痛い~~~!)
もちろん初めての体験ですよ…。(ブルブル…)
そっちはそっちで痛いのですが、いきむときに他の助産師さんがお腹を押しにやってきました。
赤ちゃんを押しだそうということです。一度、まだいきむ準備が整ってない中で押されたので
「ぎゃーーーー!!」と悲鳴を上げてしまいました。(まだ息吸ってねーーよ!!)
その後も同じ作業が行われ気付けば11時を回り…
(あれ…、9時くらいには生まれるんじゃなかったの…?)
だんだん、なんで産まれないんだと思うようになってきました。
陣痛誘発剤をさらに加え、その後もいきみましたが産道が固いというのがネックで赤ちゃんが出て来れません。
「あと1cm前に出てくれればいいんだけど…。」
その1cmが難しいらしく…。
誘発剤のせいか、水分不足のせいか口の中がまずい…。いつの間にか酸素マスクを取りつけられてました。
助産師さんが、医師に応援に入ってもらえるように連絡しました。
つづく。