朝、窓を開けると


西の空に有明の月がくっきりと!





県立広島の入試問題に


会話文にある有明の月を描きなさい

そして

そう記した根拠を書きなさい


という問題が出されていました。

(2018年)



下弦の月

そう考えるのが大体の人でしょう。


有明の月というのは

朝見ることのできる月で


その月であると証明できれば良いわけなので


ちょうど

今朝見た月が西の山の端に沈もうとしている

右側が少し欠けて見える月

この月でも良いわけなのです。



今来むと 言ひしばかりに 長月の

有明の月を 待ち出でつるかな


とか


朝ぼらけ 有明の月と みるまでに

吉野の里に ふれる白雪


とか


ほととぎす 鳴きつる方をながむれば 

ただ有明の月ぞ 残れる

(入試問題は↑こちらを引用されていました)


と、百人一首から

空に見える月の位置を考えさせる問題でした。




応用力が必要ですね。