あの豪雨から17日が過ぎ

ご近所やニュースなどから

豪雨災害に遭われた方や

亡くなった方の話が伝わってくると

自分は被害を受けなかったけれど

紙一重だったのではないか

と思えてくる。

山寄にあるお墓が豪雨で流されることがなかったことも

やはり感謝しかない。

 

5月末から飼い始めた猫は

最初、二河川で小学生の子に拾われた。

その子の家はアパートなので飼えないと

お母さんがお習字の先生のところに猫を持っていくと

そこでもすでに2匹猫を飼っておられた。

そのお習字の先生は元塾生さんのお宅に

ーそのお宅は長年捨て猫の保護活動をされているー

助けを求めに持っていったところ

そこでもすでに20匹くらい保護ねこを飼っていらっしゃったので

どなたかこの猫を飼ってくれませんか

というSNSで里親を募集され

縁あって我が家に来ることになった。

もし、

その小学生の子があぐりを見つけなかったら

あぐりは野生のネコとして生き

今回の大災害にあって

亡くなったかもしれなかった。

どこかの獰猛な野犬に

襲われていたかもしれない。

人間にも言えるが

動物にも言えるのかな。

 

今回の災害に遭われた方と

間一髪で難を逃れた人の差は

紙一重であったのではないか。

そう思うと

命があってよかった。

日常が戻ってきてよかった。

 

交通の要であるJRの復旧には

かなりの時間が要するが

これからはもっと

時間も

当たり前に思っていたことも

大切にしていかなければ。

 

 


おとうさんに甘えるあぐりちゃん