最近、
お子さんがリビングで勉強する人がいるようです。

家族がそばにいるほうが落ち着くということで、
リビングで勉強する人が増えてきているのは、

「東大生の半分以上がリビングで勉強していた」
などと、テレビで放送されると、
「右に倣え」とばかりに、
中学受験をさせているご家庭で
リビング勉強が始まったのではないかと考えます。

しかし、そこには家族全員がテレビを見ない、
全員が何かしら勉強する(図書館のようなイメージ)
というきまりがあるはずです。

そばにいる弟が
「もう休憩したい~。」
それに対して
「もうちょっと待ってね。
お兄ちゃんの勉強が終わってからね。」

すると
普段から甘やかしのお母さんは
「やだー」
とぐずる弟に他の物を与えて黙らせる。

などという甘えた環境ではまず無理ですね。

 

リビング勉強は正しいことなのでしょうか?
と思うのは私が古い人間だからでしょうか。

家族がそばにいるほうが、
勉強がはかどるということは
果たして良いことなのでしょうか。

リビングでの勉強について、
私の個人的な見解ですが、
子どもはどこか心理的に頼っているようで、
自立できないで中途半端に成長しはしないか、
社会に出てから
大人になり切れないような人間になりはしないか、
と老婆心ながら考えてしまうのです。




あ、ぼくはわがままは言いませんので。