現在進行中で苦難の真っただ中。



不安と恐怖に押しつぶされ、



呼吸は浅くなり、

視野は狭く、



思考も定まらず

1分前の会話も思い出せない。



苦しい。本当に苦しい。



働かなくてはと頭では思うが、体も限界。

資金が底をついているので、食費を賄えず



一日1食分を2回に分割して食べる。

朝食は黒砂糖の小さな欠片を口にする。



7月には子供が生まれる。

4月12日は長男の入学。

しっかり者の下の女の子は年中さんに。



お腹が大きく動きづらそうにしている

嫁の顔は穏やかではあるが目の下のクマは隠せず。



生きていくのが辛い。



自分の選択の為に家族に多大な迷惑が掛かっている。

農業をして時間に縛られない生活を夢見て、



家族がいつもそばにいて

笑顔で過ごせることを願って始めた

農業ではなかったのか?



根本が大きく揺らぐ。



理想と現実の違い。



プレッシャーを押し返すにも体力、精神力の限界が

もう近い。すぐそこだ。



ただ、ここで思うのは

これから農業を目指す人に



その夢は本当に実現可能かを

よくよく検討してもらいたい。



夢をみているときは

都合の悪いことは見えづらく

楽観的に物事をみてしまう。



都合の良いことはキラキラとまぶしすぎて

都合の悪いことは陰に隠れてしまう



新規就農を目指すにあたって



農業という、まだ居ぬ世界に対し

認識も甘い。



どうか同じ轍を踏まないでほしい。



これから少しずつ

ここに至る経緯を綴っていきたいと思う。



もう一度言う。



「どんなことがあってもその夢を背負い続ける覚悟があるか」



自分に問いただしてほしい





俺は自分も苦しいが、夢をもって農業を始めようとする人たちに

本気で伝えたいと考えている。

質問があればできるだけ答えたいと思う。



このブログをみて、迷いがでるようであれば

この先絶対に続かない。間違いない。



精神的な迷いだけではなく

物理的な限界も同時進行で起こるからだ。



新規就農では



農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)という制度がある。

農水省リンク→http://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html



これはまた詳細を記したいと思うが、

これを利用すると縛りがでてくることと

甘えがでてくる。



ふと気が付けばその辺の貧困であえいでいる農家さんの仲間入りだ。



自分がまさにそうだ。



田舎の農家は売り方を知らない

パソコンを使えない、ネットを知らない

数字で物事を考えない



ここをクリアできる自分なら楽に稼げるだろうと始めた農業だった