論理的思考で仕事を解決する際のポイント

 

①意見を明確にする。(課題を明確にして自分の意見を言う)

【なぜ意見を明確にするのか】

・課題に対して意見を明確にすることで、周囲の協力を得られたり、どんな情報を集めれば良いかが分かるから。

・仕事では意見があいまいだと物事が前に進まないから。

 

【意見を明確にするには】

(1)「イエス/ノー」を明確にする

・意見にあいまいな言葉を使わない

・意見に対して、根拠を明確にすることで説得力が増す

(2)「なぜなら」「だから」で話をする。

・「私は~したいです。なぜなら~だからです。」

・「私は~だと思います。なぜなら~だからです。」

⇒「根拠」をもとに「意見」を言う

 

②意見と事実を分ける。

【なぜ意見と事実を分けるのか】

説得力のある意見の根拠は事実(ファクト)で固めないといけないから。

※ファクト…実際にあったことや、みんなが受け入れる自明の理や原理原則のこと。(数値やデータ等)←数値やデータであっても、適切かどうかの注意が必要

 

③伝える相手を意識する。

【なぜ伝える相手を意識しなければならないのか】

・伝える相手の関心は自分の課題を解決することだから。

【伝える相手を意識するには】

→相手の興味・関心がないことを言わない勇気

→伝える相手の上司やお客様の反応を予測する

→相手と自分の知っていることのギャップを意識する

 

④100%の正しさにこだわらない

【なぜ100%の正しさにこだわらなくてよいか】

・検討すべき事項の7割が見通しがつけば、前に進めていくことが多くなっていくから

・意見とファクトのつながりは仕事を進めるうえで必要な十分な人々を納得させることができれば十分だから

・より良い成果をだすためのたたき台になるから

【100%の正しさにこだわらないためには】

・「何のために考えるか」を意識する。

(伝える相手の課題認識を常に意識する)