アタウロ島は東ティモールの首都ディリの北、25kmのところにある小島です。
人口約8000人。
宗教はプロテスタントです。
東ティモール全体はカソリック系が中心ですので、珍しいです。
なんでもオランダが支配していた時代のなごりだとか。
切り立った崖で浜の無い島の南西部は水深3500mにもなり、
クジラやイルカが見られます。
マナティは草食性で、海底に生えている草を食べます。
その草は浅い所にしか生えていません。
サンゴ礁も美しく、ダイビングのメッカにもなっています。
海洋生物はウォーレス線の東側にあることから、
オーストラリアに近い分類だそうですが、
オーストラリアとも異なり、とても豊かな海だそうです。
この島への交通機関は週1便(土曜日)の定期便があるほかは、
漁船で運んでもらうか
この間のように、レジャーボートで運んでもらいます。
(結構高いです)
島内の唯一の公共交通機関はバイクタクシーです。
観光客向けのロッジも数が少ないので1カ月以上前に予約しないと
泊まれないそうです。