結婚16年目の夜 | 「セックスレスする側」旦那の言い分

「セックスレスする側」旦那の言い分

結婚して早十数年。
過去に3年程レス期間がありました。
しか~し、5年程前に克服。
あの頃の自分に戻らない為、今の自分を戒める為、かつての「セックスレスする側旦那」のひとりごと。

6月の頭に結婚記念日がありまして、我が夫婦も結婚16年目に突入!

で、今の感想は・・・、結婚した頃より妻が大好き!

って言うか、新婚の頃と今とでは好きの種類が違いますがね(笑

しかし、私がもっとも愛し、もっとも恐れ、もっとも尊敬する女性は、この世に妻以外存在しない。
今のところ(笑

ここまで順調な結婚生活であった訳ではない。
新婚時代はビックリするような貧乏に苦しみ、はたまた不妊治療に苦労し、やっと落ち着いたと思ったらレスで関係がガタガタになるというピンチも味わった。
今だって、2人の子育てをしながら私の片腕として、社員の誰よりも仕事を頑張っている。と言うか妻なしで会社は回らないので、私と同等のプレッシャーを感じながら仕事をしているはずだ。

私とさえ結婚しなければ、みんなせずに済んだ苦労ばかりである。
妻はホントのところどう思っているのか?
結婚記念日の深夜、1度じっくり聞いてみようと思い2人でお酒を飲んだ。

すると乾杯の時、妻が突然こう言った
「私みたいな女を、よく奥さんにしてくれたわね。ありがと。もう今さらクーリングオフは効かないんだから、これからもよろしくね・笑」と・・・。

フッ・・・、それは、私のセリフである。

正直に言うが、私は何の取り柄もない男である。
謙遜して言っている訳ではなく事実である。
時には「妻には、もっと相応しい男がいたんではないか?」とも思う。
私と知り合ったばかりに、妻の人生は大きく変わった。
あのまま、大学を卒業して一般企業に就職し、それなりの男性と結婚して幸せに専業主婦として暮らす未来もあったかもしれない。

でも、妻は私が好きだと言う、結婚して良かったと言う・・・。

「結婚してくれて、ありがとう」と言うのは、私の方である。

しかし、昭和な男である私は、素直にそんな事が言えない(苦笑

「そんな、しおらしい事言っても何も出ないよ・笑」って言うのが精一杯だ。

こんなに広い世の中で、私を選んでくれた事に感謝しつつ、お酒を酌み交わした結婚記念日の夜でした。

*ちなみに、この日は深酒し過ぎて営み無し!妻がスペシャルな下着を付けていただけに残念(苦笑