岩国市の旧郡部8地区にある住民組織「IJU(移住)応援団」の初めての交流会が21日、同市由宇町であった。団塊世代などに都市から移り住んでもらおうと、受け皿づくりに励むメンバーたちは共通の悩みを語り、連携策を探った。


 応援団は市が昨秋以降、U・J・Iターン促進で設立を支援。この日は、錦町宇佐、周東町上祖生、由宇町神東の3地区の代表と就農移住者、市の担当者ら15人が集まった。


 応援団メンバーからは「提供する空き家の情報が入りにくい」「土、日だけでも農業の担い手がほしい」など切実な声も。活動には積極的で、都市部に住む出身者への呼び掛け、小学生向けの農村体験など今後の計画や、朝市の取り組みについて情報交換した。

'08/7/22

中国新聞