高橋社長は言う。「これまで異端児扱いされていた経営センスのある生産者の真価が、今やっと認められ始めている。彼らと新しい人材をつなげ、世間に情報発信していくのも僕の役割。新たなムーブメントを作るためには、やはり『東京』でやり続けることが重要なんだよ」
■「どげんかせんと」有志の活躍期待
今年は「農」が注目された。エコやロハスの流行、消費者の安全・ヘルシー志向も手伝って野菜ソムリエが知名度を上げ、「食と農の検定」も登場。ブレイク本「生協の白石さん」や人気漫画「もやしもん」も“農業系”だった。
今回取材した、東京を舞台にそれぞれの方法で農業活性化に取り組む人々や企業は、流行語を拝借すれば「農業を、どげんかせんといかん!」と立ち上がった有志たち。仲間が広がることを祈りつつ、今後の活動に期待したい。(鯖)
2007.12.28 06:20