27日午前1時25分ごろ、千葉県旭市江ケ崎のビニールハウスで、男が暖房用ボイラーの燃料タンク(4000リットル入り)からホースで重油を抜き取っているのを、近くに住むハウス所有者の男性(45)が見つけた。男は男性に取り押さえられ、110番で駆け付けた県警旭署員に窃盗の現行犯で逮捕された。

 調べによると、捕まったのは同市琴田、農業斉藤勝雄容疑者(62)。自分のビニールハウスの暖房用に使うつもりだったといい、調べに「重油が値上がりし、買う金がなかった」と供述しているという。

 斉藤容疑者は容器5本を持ち込み、27日午前零時ごろから重油約90リットル(約7830円相当)を盗んだ。

2007/12/27-12:55