道内のジャーナリストや研究者、農業団体職員ら五十人でつくる北海道農業ジャーナリストの会(岩船修会長)は二十五日までに、今年の北海道農業十大ニュースを決めた。「相次ぐ食品偽装」「配合飼料価格が高騰」などが選ばれた。


 会員の投票により、食品偽装と飼料高騰が最多得票を得た。これに「品目横断的経営安定対策に不満続出」「道産米の売れ行き好調」などが次いだ。また、「JAグループと北海道フットボールクラブ、道教大の食育連携協定」も入選した。


 岩船会長は「北海道農業が大きな転換期に入ったことを思わせる項目ばかり。来年も農業界の激動が予想される」と話した。

(12/25 13:53)