カナダから帰国し、なんとか無事に定職にもつき

平穏な日々を過ごしていました。

でも何かものたりない・・・。

夜、セラピスト養成のスクールに通いはじめます。

 

沸々とまたワーキングホリデーに行きたい。という気持ちが

 

タラソテラピーの発祥の地はフランス・ブルターニュ。

 

発給数の少ないフランスのワーキングホリデービザ

フランスでタラソテラピーを学び、海に囲まれた島国の日本にも

タラソテラピーを広めたいです。

という応募作文を書き、29歳という年齢のせいもあり

ビザが当たりました。

(ビザは30歳までなので、29だと当たりやすいのではないかという

あくまでも噂です)

 

日本でフランス語も習いつつ

クラスドフランセ 東京青山にあるフランス語学校 発音を強化したい方にはおすすめ)

 

2002年11月から

ボルドーで語学学校へ3ヶ月(ホームステイ)

ニースでタラソテラピーセンターでの研修1ヶ月

パリでバイト

 

という1年間を過ごしました。

カナダと違って、引っ越しの回数が多かったり、

家探しが大変だったり、

 

でもヨーロッパに住む機会もないだろう

と思い、旅行もしました。

 

最終的に見つかったバイトは日本の和菓子屋さんという

タラソテラピーはどこに?という感じでしたが、

ほかに家庭教師とかもしてました。

 

ただセラピスト活動らしきことは

日本人向けのコミュニティ誌に、プチ広告をだし

女性限定で、おうちまでいってトリートメントをするということをしてました。

 

まあ反響はもちろん少なく

そんな中でもリピートしてくださるお客様に出会えたのはいい経験でした。

 

パリのタラソテラピーのできるスパにも履歴書をだしたりしていて、

一度だけ面接に行けたのは自分でも驚きでした。(残念ながら不採用)

 

海外にいると日本では考えられない行動力とか発想力とかチャレンジしないと

いう気持ちが高くなるのは、

 

1.期間限定というのと

 

2.何もやらないで、後悔するなら、やってみて失敗してもそれは糧になる

 

3.ハプニングも振り返れば笑い話(話のネタ)になる!

 

 家族には内緒だけど、交通機関がストライキでどうにもならなくて

ヒッチハイクしたことも・・・ほんと泣きそうだったけど、フランス人マダムの車に出会えて

万事休すでした。

 

先を考えるのも大切だけど

そのとき、今を最大限に生きるっていうのが次につながる気がする。

 

日本で家族の中で、日常を過ごしていると

平穏な日々のありがたさを忘れてしまうけど

 

日常の大切さと、それに甘んじないで自分に挑戦する気持ちも

バランスよく持ち続けたいです。