自分達は恵まれてるな。

 

友達とそう話したと聞いた。

子供の進路に中途半端に口出しをして結果子供の受験を滅茶苦茶にしてしまう親が多い…というのがその理由なのだそうだ。

 

息子は頑固だ。

しかし、だからこそ意志が強い。

祖母に似たのだろうか。

 

受験については失敗しても自分の思い通りにさせようと思っていた。

 

布石は打ってきた。

(将来)ギャンブルはしてはいけません、タバコは吸ってはいけません等々

 

自分勝手な性格の私は子供が小さい頃非常に高圧的であったと思う。

子供の中に未だその片鱗を見るたび反省する。

 

しかし今、何かを決めるとき子供の意思を尊重する、といつの時期からかそう決めてきた。

 

後悔しないように

 

人生うまくいかない事ばかりである。時として忍び寄る諦めや絶望感の中で、親の言う通りに生きてきたから…そう後悔しないように。

 

多感で不安な時期に孤独を感じないように。

 

国公立しか行かせてあげれないからね。

そう言いきっておきながらいざとなったら私立も受けなさいと言う親。

 

その子は親の(あえて言う)気まぐれ に翻弄されながら脅されるように過ごしたのだろうか。

君が居なかったらこんなに楽しく学生時代を過ごせなかったわ。

そう言って友人の前で泣いたという。

 

息子が僕は幸せ者だと言ってくれた。

 

私こそそう言ってくれる息子を持って最高の幸せ者だ。

私のようなちっぽけな人間が、それでも生まれてきた価値がそこにあったと思わせてくれる。

 

子供が社会に出る時に持たせる最高の宝物

 

それは自分は無条件に愛されてきた、その目に見えない漠然とした自信であると思う。

 

勇気や根拠のない自信はそこから来る。

 

私はそう信じている。