【はじめに】
第7期の三方ヶ原が終わりましたね、とても白熱した試合がたくさんありました!
戦術も多様化しており、コンマ数秒を争う攻防なども見受けられました。
また、第7期も低取次を運用している一族があり、低取次を上手く運用し上位にくい込んだり、低取次によってミスをした一族も散見されました。
そこで、今回は低取次について少し書き連ねようと思います。
【低取次のメリット】
低取次のメリットは多くの方がご存知かと思います。
今回の記事の重点は低取次のデメリットについてですので、メリットについては詳しく書きません、、、
相手のアクティブが少なかったり、練度が低い、ボイチャを運用していなくテキストのみだとすると低取次はとても刺さります。
覇権連盟の試合でも低取次の練度を上げ戦力が上の相手にジャイアントキリングをして、上位8位に入った一族もありました。
低取次の運用は援軍をひたすら送り続けるなど、練度が重要になってきます、練度の低い低取次は自分たちの首を絞めつけかねません。
【低取次のデメリット】
先程も記載しましたが、デメリットとしては練度の低い低取次は相手にアドバンテージを与えることになります。
しかし、練度をいくら上げても1つデメリットが生じます。今回はそれについて書いていきます。
低取次を運用する際は2つ方法があります。
1つは低取次の集結に1人が乗って拠点を落として占拠する方法。
もう1つは、占拠した拠点を放棄し低取次に入れ替える方法。
1つ目の方法は相手が強いほど難易度が高くなります。
援軍を30%以上入れられているとこれを遂行するのは至難の業だと思います。
ですので、覇権連盟の上位ではこれは考えにくいです。
ほとんどの場合、2つ目に挙げた方法になりますね。
ただ、これにはリスクがあります。
それは、第7期の決勝でも見られましたが、占拠した拠点を放棄し、低取次が占拠する間の僅かな時間を狙って相手に取られる可能性があることです。
おそらく放棄から低取次への切り替えは僅か3秒弱だと思います。その3秒間を狙うのでかなりの至難の業だと思いますが、この切り替えが失敗すると多大な損害を受けることになります。
今回は100点拠点で考えます。
通常100点拠点を攻略するとなると、免戦が開け集結を立て落とすまでに少なくとも30秒はかかると思います。
また、拠点を落とすにあたり戦力の大半をそこに注力しなければなりません。
これはかなりの労力になります。
低取次の放棄からの切り替えで失敗するとなると、先程述べた30秒の点数と戦力を他に注力されるというかなりの損害が出ます。
第6期の三方ヶ原の決勝など100点以内接戦などかなりある中で、このミスは負けに直結します。
いくら低取次の練度を上げたとしても、切り替えには3秒程度かかります。
ギリギリの1秒くらいで切り替えればいいと思うかもしれませんが、準決勝決勝は多くの人が観戦するためかなりのラグが生じます。
その中でギリギリを狙うとそれこそミスに繋がります。
ですので、いくら練度を上げても限界があるのです。
また、どうやって放棄から切り替えの間を狙うのかという質問があるかもしれません。
1つの考えとして、おそらく免戦があける時間ギリギリに切り替えるだろうと推測し、その時間に着弾させるという方法があります。
しかし、この方法は低取次の入れ替えのタイミングをずらせば通用しません。
もう1つの方法として、おそらく決勝の七縦七擒の方が行ったように、低取次が出発したのを見てから、拠点に向かうの追いかけ着きそうになると加速して奪い取るいった方法があります。
低取次は単体で拠点を落とせないため他の人の軍団が乗って2軍団となります。
そのため、行軍する外見が2列になります。2列になるので、拠点に送る援軍と低取次から出発した集結の見分けが簡単に付けれます。
この方法だと、入れ替えのタイミングをずらしても奪うことができます。(相当の練度が必要です、決勝までの間にかなり練習したことが見受けられます)
【まとめ】
低取次は上手く運用すればかなりの武器になります。
しかし、いくら練度を上げても放棄から占拠のタイミングを狙われ大きな損失になる可能性があります。
低取次は可能性を広げてくれますが限界があります。
低取次を運用するということは1人分の動きが相手より減るということになります。
戦略が多様化する中で、優勝するには低取次の運用をするかは熟考する必要があると思います。
第8期の三方ヶ原はどうなるか楽しみですね。