AGP 2011年度 第2回定例会開催のお知らせ
「中学生・高校生のセクシュアル・マイノリティの子どもたちへの支援を考える
~『保健室の先生』編~」
セクシュアル・マイノリティ当事者にとって、自分のセクシュアリティのあり方・性別のあり方を殊更に意識するようになる、中学生・高校生の時期は、とても大切な時期です。この時期に、どれぐらい肯定的な環境にいて、どれぐらい肯定的な情報を得られるかがその後の当事者の一生のあり方を決めるといっても過言ではありません。
AGPでは、これまでもこれからも、「中学生・高校生のセクシュアル・マイノリティの子どもたちへの支援を考える」というテーマを一貫して考えていきたいと思っています。
中学生・高校生への支援を考えるにあたって欠かせない存在が「保健室の先生」です。
今回の定例会では、神奈川県の養護教諭お二人が、スピーカーとして来てくださいます。
お一人は中学校の養護教諭、お一人は高校の養護教諭。
お二人とも、セクマイについては以前より関心を 持っており、授業の中で、セクマイについて生徒達にちゃんと伝える工夫をしたり、実際にセクマイの子どもにも関わった経験があります。
当日は、実際に授業中にどのようにセクマイについて生徒達に伝える工夫をしているか、授業の実践の様子と、実際にセクマイの子どもに関わった(相談にのった) 体験について、お話いただける予定です。
また、当日は、単に、スピーカーの話をきくだけでなく、参加者たちが、自らの中高生時代をふり返って、 自分達が中高生だったときに、どのような環境があったら、 セクマイにとってもっと過ごしやすかったかを(自らの経験をもとに)考えるようなグループ・ディスカッションの時間を設けます。 グループ・ディスカッション後は、養護教諭達を交えて、全体での共有(シェアリング)を行ないます。
⇒今現在&今後の時代を生きる、 中高生のセクマイ当事者にとって、望ましい環境をつくるきっかけづくり(意識化づくり)の場にしたいと考えています。
関心のある方どなたでも参加できますので、どうぞふるってご参加ください!
<ゲストスピーカー>
福島静恵さん(神奈川県内の高校にお勤めの養護教諭)
関本富美子さん(神奈川県内の中学校にお勤めの養護教諭)
■日時:10月9日(日) 14:30(14:15開場)~16:50
■会場:新宿区内の公共会議室(詳細はお申し込みいただいた方にお知らせします)
■資料代など:AGP会員700円 会員外1200円
※事前申し込み制です。
参加申し込み・問い合わせは以下のアドレスへどうぞ。
2011sokai@agp-online.jp
<当日の進行>
14:30~15:30
ゲスト・スピーカー養護教諭お二人のお話&質疑応答
15:30~15:40
休憩
15:40~16:40
小グループに分かれてのディスカッション&全体でのシェアリング
※中学生・高校生のセクマイの子どもたちにとって、どのような環境が望ましいのか、
(参加者自身の中高生時代をふり変えつつ)小グループにて話し合います。
16:40~16:50
アンケート記入