上の動画はジルコニアをブロック体にしたものから、歯を削り出しているところです


私の治療した模型が、どの様にセラミックに作られていくのかを勉強したくて、本郷三丁目にある歯科技工所の『FEAL(フィール)』さんにお邪魔しました

写真は社長の富田さん

歯科のメーカーのインストラクターなどもつとめておられます


うちの歯科医院の三倍位の広さのフロアに、15人程のフレッシュな歯科技工士さん達が忙しく働かれておりました


ただでさえ広いフロアでしたが、富田さんはもっと良い機械やシステムの構築、また優秀な歯科技工士の育成などのために、一つ下に同じ広さのフロアを借り新たに技工所を製作中でした


私の作った模型と同時に、仮歯の模型もお渡ししてあるので、その形をコンピューターにスキャンして、ほぼ同じ形に再現されそこから上の動画にあるような機械による削り出しが始まります


しかしオートメーション化されている様で、この分野はアナログが切っても切り離せない(人にはそれぞれ差がある)ので、細かい調整を歯科技工士さんが行います

今回は直接目の前で調整されておりましたので、患者さんの顎の動きや噛み合わせを知っている私が、「ここの張りをもう少し落として欲しい」とか、「この咬頭の山は口の中ではぶつかりやすい」とか、とても細かいオーダーで出す事が出来てとても良かったです

技工士さん達にはちょっと迷惑?だったかも知れませんが、とても勉強になりました

富田社長、一つ一つ丁寧に説明して頂いた倉井さん、直接技工して頂いた高梨さんありがとうございました

これでまた患者さんのためにより良いものを提供出来ると思います
