4ヶ月ぶりのLIVE再開となったNew Trio、
ちゃんと記しておきたいと思います。
 
 
セットリスト(20200704 at 西荻窪・音や金時)
1, Cadaques Sketches
2, L'Heure Bleue
3, Twilight Silence
4, Lidi
(interval)
5, かごめかごめ
6, S16
7, Haifa
8, 果て
(encore)
9, クレオパトラ2020
 
こうしてみると過半数が変拍子。
 
このトリオの為にアレンジしたエジプトの作曲家ムハンマドアブドゥルワッハーブのクレオパトラは、雰囲気はそのまま引き継ぎながら、部分的にハーモニーの面で拘りを持って微かに色付けしました。アラブ音楽という素晴らしい音楽へのリスペクトに敢えて拘らず、今の自分を反映したいという思いがありました。
 
かごめかごめ(リズムは部分的にチャカレラとミロンガ)は20代から続いている僕の鉄板アレンジ、こちらは敢えてそのままに、演奏で今を反映といったところです。とても面白いことになったと思います。
 
他の曲は全てメンバーのオリジナル。プログレを感じてくださったりジャズを感じてくださったり、様々。僕も様々なミクスチャー要素と時にECMの雰囲気を感じつつ、きっとこれはACTレーベル向きだなと最近妄想した。
 
今回第二弾のライブは、限りなくアコースティックに近い会場ということで、初お披露目時のPA通したサウンドとは全く違った脳内スイッチで本番前の仕込み(音作り)に取り組みまして、結果的に自分自身は音の重心というキーワードでバンドサウンドを考えました。
 
ガットギターと6弦エレクトリックベースとダルブッカ、初めて聴く組み合わせであり聴いてみたい編成であり、そして実際のサウンドは単なる楽器の組み合わせを想像するだけでは決して見えてこない事など、音楽を作る面白さが凝集している。特に、曲作りという意味でのリハーサルは必ずおうち、ホームメイドスタイル!そこでは僕のギターは完全生ですから、LIVE会場で増幅する時への一工夫は常に必要になってきますね。
PA通した初演時の映像を見てブラッシュアップする為にいくつかのアイデアも新投入しました。
ギターでいえば、プレイする音域の変更、そして何よりピックの復活(笑)この直接的なきっかけはまた今度書くとして、個人的に敷いてきたピック禁止令をこの度解きました◎ (それによりジャズやアコギトリオのように沢山弾いてしまう副作用ありw) それでもTwilight Silence (細谷くんの曲)のような曲をも演奏できるトリオですから、ピックと指は50/50の関係性でさらに良いものを築けたらいいと思います。ピックも重要な楽器だと、今回改めて思う、特に自作の穴開きピックを気に入ってしまったので、これはこれでブラッシュアップして音楽に直接作用していきそうですね。
ライブ後、新兵器も投入しましたし!(これもまたいつかお披露目)
 
第一弾LIVEがプログレの聖地シルバーエレファント、第二弾がワールドミュージックの聖地音や金時、こうなってくると第三弾はどこの聖地に?はたまた吉祥寺→西荻→と来たので次は荻窪なのでしょうか?笑
 
第三弾を出来るだけ早いうちに開催したいと願っています!このご時世明けどこかお誘いも募集!楽しみ◎