お釈迦になりそうなPCの全音楽データを外付けハードディスクに移行していたときのこと。

 

久しぶりに見つけたファイル、「Sora no uta」

 

話すととても長い。うまく書くことが出来るだろうか。

12年半も前のこと。


2005年12月の、ボクにとって初めてのリーダープロジェクトでのデモ音源レコーディングでした。
曲は、2003年,2004年と手の神経麻痺で2年間を療養生活で心も病んで過ごした合間に、ちょっとした希望や復活を願って書いたとてもピュアなもの。

発表すること(日の目を見ること)こそありませんでしたが、
復活したての自分にとっては、皆と同じスタートラインに立つための大切な一歩として、とても大事に思った録音でした。


未明、聴いてみました。
 

もしかしたら当時全員20代かもしれないが、
一聴してすぐ分かる、

サックスはもちろん栗田さん
ベースは関谷友貴(大阪のスタジオで一発録り時、仮ベースを田中かっちゃんに入れてもらい、後日東京で関谷氏に弾いてもらった)

そしてドラムスは、故たかやまん(高山和幸)


たかやまん

 

このとき、彼は若干21歳だったと思う。

素晴らしい!

当時思っていたより、もっと素晴らしかった。

 

そしてボクは聴いていて随分汗をかいてました。

自分の演奏、希望に溢れてる初心とか、若さとか、当時憧れていたギタリストのように弾こうとしている恥ずかしさとか、そんなものが全部とても大事なことを教えてくれてるような気がして。
 

そして、たかやまんのビートに、心打たれていました。

間違いなく彼と過ごした8分間。

 

 

音・人・旅【oto na tabi】という名をつけて最初のLIVEをしたのは、

この録音から3ヶ月後のこと。

 

たかやまんが最初のドラマーでした。

調べるとこのように、
2006 3月 @ Beehive(大阪・京橋)
2006 5月 @ 萬屋宗兵衛(神戸・元町)
2006 9月 @ 萬屋宗兵衛(神戸・元町)
2006 10月 @ 難波Rockets(大阪・難波)“菅沼孝三&大高清美ユニットAsurreのオープニングアクト”
2007 1月 @ Live Spot RAG(京都・三条木屋町)
2007 3月 @ 萬屋宗兵衛 (神戸・元町)
グループの最初の1年間、一緒にプレイしたんですね。
 

 

昨日の未明の君の音が、

七夕の思い出となりました。

 

10年ぶりに会えたような気がします!