ストーリーに即興で音をつけるという,
ずっと続けてきたことの現時点での集大成というか,
ターニングポイントだと思う重要なライブだったわけです。
それはなぜかというと,完全即興にこだわり続けてきた自分と,
作曲にこだわり続けてきた自分という,
ふたつの対極する要素が50/50で存在する空間を試みたから。
結果はご覧下さったたくさんのお客さんの思い出にゆだねるとして,
ボクはとてつもなく楽しかったし,終始ワクワクしていたし,
プロフェッショナルでしたよ!ベテランのアナウンサーの音が。
(ホンマ,朗読てものすごいテクニックと感性と経験のたまものですよ)
その音に対してただの伴奏にならないよう,意志のある音を誠実に出そうと,
その純度こそが肝なんだよ,と言い聞かせて演奏していくと,
自然にひとつのストーリーが紡がれていくわけです。
MBSアナウンサーの方々,シアターBRAVAの方々,照明の方々,
この舞台ご一緒させていただいて,嬉しい限り。
これからもワクワクすることどんどんやっていこ。
お客さんが涙出てるの見ると,音楽家冥利に尽きますわ~。
自分もそやったからこうしているわけで,伝わってるんやなぁと実感します。
相方ピアニスト瀬川真悟くんは,とてもナイス。
普段のノリボケボケツッコミ意思疎通がパーフェクトなので,
実際に一年に一回しか合わさなくても,リハから楽屋から全部面白い。
また彼を面白いことに誘いたい。
大感謝してる上田アナとはどっどどどどーどどどーどドーン!と面白いこと企てていきたい(笑)
ボクはこれからも,こういうギタリスト進化系。