☆枯れ木ゼリコ☆のParallel☆Fiction!! -16ページ目

☆枯れ木ゼリコ☆のParallel☆Fiction!!

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つづき。
5月1日の早朝。
高速バスで東京駅到着
→築地で朝食
→両国で東京江戸博物館。
 
しかし、早く来すぎてどこも開いていなかったのでネットカフェで少し眠りました。
 
 
歩いていたら、『おいてけ堀』発見!!やや興奮。
 
 
東京江戸博物館に着いて、色々な物を見物しましたが、昨晩からの発熱であまりしっかり見えなかったのが残念でした。
 
楽しみにしていた演芸も、途中で体調悪くて爆睡…。
 
昼食に食べた天ぷら定食に付いてた天ぷらとタケノコの煮物が美味しかったです。
 
つづく。
5月1日。
僕は、東京にいました。
 
『おい、また東京かよ!!』と思った方。
お許し下さい。
 
田舎者の単細胞で頻尿な僕は、
 
ミュージシャンを目指して上京を目論むものの真面目で厳格な鬼の様な父親(実際に鬼)に
 
『ミュータントならまだしもミュージシャンだと!!世間体が悪い!!アホ!!たわけっ!!お前はワシの病院を継げ!!ワシの病院なら金も女も揃っとるじゃけん!!良いじゃろ、良いではないか!!少しくらい触らせろよ!!
なぁ、長男坊よ…。よく聞け!!お前は、産まれた時から、そういう運命(さ・だ・め)なんじゃ!!
わかるか、わかんねぇだろうな!!
 
このワシに逆らえる奴は、この世におらんのじゃ!!(あの世にはおる。)ハッハッハー!ハッハッハー!』
 
と言われ、萎縮し反論できず、女泣き、もう何がなんだか分からなくなり、やけくそきなって盗んだバイクで走り出した所…。
 
警察に捕まり、終身刑をくらい、塀の中で困り果てていたら、
 
鬼の様な父親が5億という破格の保釈金を払い仮出所し、
 
『結局、俺は、一人では何にもできないんだ…。』
 
と、猿ぐつわと足かせを付けられた気持ちになった挙句、
 
思春期特有の反抗期
 
とやらをいかんなく発揮する事が出来なった中学時代を未だに引き摺り、
 
引き摺り過ぎて、気力がなくなり何もできず
 
以後、40年近く“ニート”をし、その後、誰とも交わる事なく 孤独死 してしまった事を30年経った今でも悔やんでいるものの、結局は仮出所だった事に気づき、交番に自首しに行くかどうか迷っていたら、
 
かつて、
 
この世で散々威張り散らしていた あの鬼の様な父親(実際に鬼)が
 
あの世では、周りの者から虐げられている事を虫の知らせで聞き、
 
少し希望が見えたが、
 
『結局は自分は死んでしまったんだ』と、ふと思い出してしまった“可哀想な地縛霊”並み
 
に“東京”という都会に憧れとるのです。
 
つづく。
 
【イラスト紹介】
No.16
★ピギー・キャットと沈む惑星★
 
今日は、前回に続き、僕が今までに描いてきたオリジナルイラストを紹介します。
 
作品名:
『ピギー・キャットと沈む惑星』
(サイズ:A4)
 
 
“ピギー・キャット”は、まだ、ほんの少年でした。
 
“ピギー・キャット”は3畳程の小さな惑星に可愛らしい草花と供に一人で暮らしていました。
 
“ピギー・キャット”は豚でも猫でもありませんでした。
 
だから、誰にも相手にされず、いつも一人でした。
 
“ピギー・キャット”は、空を見るのが大好きでした。毎晩、遠く離れた所に輝く “お金持ちの猫達”が住む惑星を眺めていました。
 
綺麗なお召し物と豪邸に住む彼らに、憧れの眼差しを胸に抱いていました。
 
時が経ちました。
 
ピギーキャットは、少し大きくなりました。
すると、“お金持ちの猫達”からパーティーのお誘いがありました。
 
“ピギー・キャット”は、大いに喜び、身だしなみを整え会場へ向かいました。
 
しかし、
 
“ピギー・キャット”は
 
『臭い!!』
 
その一言で追い返され、
背中と腹に鉛色の足蹴りを喰い、
さらに、指を刺され大勢の猫の前で、あざ笑われてしまいました。
 
“ピギー・キャット”は、お家に帰って泣きました。
 
たくさん、たくさん、泣きました。
 
そして、自分の身体を一生懸命洗いました。
一生懸命、一生懸命、身体を洗って、血だらけになって、とうとう動かなくなりました。
 
そして、“ピギー・キャット”の惑星は、ゆっくりゆっくりと沈んでいきました…。
 
“ピギー・キャット”は、まだほんの少年でした…。
 
おしまい。