おくゆかしさ、

 

しとやかさ、

 

控えめ、

 

ネットに溢れる日本女性を讃えるそのワード、、

記者はおそらく、男性なのだろう

 

何かこう、ぞわぞわしてしまう感覚

 

私が20代の会社員だった頃や

お店で歌って踊っていた時代、

それならまだわかる。

 

でも今、2000年を20年も過ぎてなお、

私達日本女性にはそうあるべきという呪いのようなものが存在している。

 

Barbieを知ったコロナ禍、おしゃれでポジティブなBarbie達にはそんな意識は微塵も無いように見えた。

 

Barbieの対象年齢は6歳。

新人女優のBarbieには批評家たちの賞賛を得るために、鮮やかな赤とアニマル柄でホットに登場させる。

そう、こうやって印象付けるのよと。

 

スチュワーデスBarbieには、そもそも野心家と書いてある。

 

Barbieは本気だ。

 

Barbieと出会って自分は初めて思い知った。

お人形でさえ日米でこれほど違う。

 

私はもうお婆さんだから「ヤマトナデシコ」を奉る日本の風潮が変わらないのは諦めてもいいけれど、でも、日本の若い女性の皆さんはこれからの人で、これからの人生がある、

 

おくゆかしく、しとやかで、控えめ、

本音の部分で日本男子からそれを求められるとしたら、ずいぶん生きづらい道のりだ。

 

おくゆかしくは、表に出ず

しとやかさは、おとなしく

控えめとは、目立つにあらず

 

日本女性の美徳と謳われる、

今思うと、男性にとって都合が良かったのだろうなあ。