さて、私が最初に所属したハワイアンバンド「大塚竜男とPalm Serenaders」の音源ですが、発売されたレコードは少なく（レコード！！もはや聴けない）私が持っているのは大塚氏のファンの方が録音したカセットテープ（それも私が歌っている曲だけを編集したくれたもの）とラジオ番組出演時の収録曲があるだけなのです。
大塚氏のオリジナルであり、バンドのテーマ曲でもあった、あの「Palm Breeze」をもう一度聴きたい ... 所属した頃は分からなかったPalm Serenadersのハワイアンサウンドがどんなものだったのかを知りたい ......
探しました。
ありました！！！
(Hawaiian Fanより）
CD-R盤ですが、Vol.1〜 Vol.3まで、う〜ん選べない ... 大人買い w 全６０曲！！！
嬉しいことに各盤の１曲目にテーマ曲の「Palm Breeze」が収録されていました！！今聴いても、いや、今だからこそわかる名曲、名演奏なのでした。
解説には
「生前Palm Serenadersを率いて各地で行われた演奏会やハワイアンショーでのLive録音テープの中からピックアップしたものを”思い出の大塚竜男とPalm Serenaders"として編集製作致しました」とあります。
あっ、企画/プロデュースは当時のプロダクションの女社長、後に大塚氏の奥様となられた沢社長でした。
まだ全曲は聞いてませんが、北陸グランドホテルのバーでの演奏もありました！！
音質のことも書かれていますが、カセットテープから落としてますからかなりのノイズがあります。はい、ありますが、それでも今のハワイアンバンドがおそらく逆立ちしても敵わない、珠玉のサウンドがそこにはありました。
（各2,500円）
ハワイアンミュージック愛好家の皆さん、私を含めハワイアンを演奏しているミュージシャンの皆さん、ぜひ「Palm Breeze」だけでも聴いて欲しい ... 大塚氏のあのSteel GuitarとVocalに、時代を超えて会いに行って欲しい ... そんなことを思ってしまいました。私は多分、自分の忘れ物を拾いに行くように、今、聴いているのだと思います。
発売元である「Hawaiian Fan」（Hawaiian Music & Hula の総合情報誌）の編集長、東海林（しょうじ）氏には色々とお話を伺うこともできました。それはまたおいおい ...
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