【献金の行方】元信者「立派な白い建物造るために」(7/23)
皆さん、おはようございます。本日は、90歳で亡くなった叔母の葬儀がありますので、早目に記事をアップします。
8月8日に配信されました「板垣情報」の一部をご紹介します。その内容は「週刊文春8月11日号」からのものです。
安倍元首相暗殺について様々な意見があろうかと思いますが、これだけは言えます。
「この事件が起きなかったら、数年以内に日本は完全に半島勢力に乗っ取られ、日本国民のほとんどが、命を取られるか、あるいは一生涯、奴隷の様に働かされていた」ということです。
板垣情報(8/8配信)
週刊文春(8/11号)の【山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった 最も親しい信者の告白7時間】の中には、山上徹也容疑者の母親が入信のキッカケのひとつでもあった小児がんを患った兄の自殺に至る経緯が記されていた。
当時、山上一家の世話をしていた幹部へのインタビュー記事である。
山上の母が統一教会に1億数千万円もの献金をし、その後、自己破産に至り、山上家を出入りして世話をする担当の幹部を通じて、統一教会から計5千万円の返金をする合意書が交わされていた。
ところがそうしたなか、「兄の病状は悪化の一途を辿り、やがて病は精神にも軋みをもたらす」とあった。
錯乱状態の兄は、デパートで購入した刺身包丁を手に大立ち回り演じて、警察に拘束されたのだという。
最初は山上家の担当をし、返金の世話をした幹部の家に向かったらしいが留守だったため、伯父の家で包丁を振り回したという。
その後、兄は大阪府内の精神病院に強制収容されているのだが、退院後は、幹部の勧めで、韓国の清平というところにある統一教会施設内の精神科病院(上図)に母とともに120日間行くこととなる。
そこで「40日修練会」なるものに母とともに参加したという。
このときの韓国行の年代が記されていないので、帰国後どのくらい経ってからかは定かではないが、5千万円返金が完済した翌年の2015年11月に母親から「長男は死にました」とのメールが届いたということだ。
この2015年という年は、統一教会と自民党にとっては、重要な年だ。
統一教会は2015年8月31日正午過ぎ、公式サイトに於いて「当法人の所轄庁である文化庁から8月26日、名称変更のための規則変更の認証書が交付され、それに基づき、8月27日をもって当法人は、「世界平和統一家庭連合」に名称変更の登記手続きを行いました。」との掲載をした。
その2015年に山上徹也容疑者の兄は自殺した。
そして山上は、教会幹部とも家族とも一切の連絡を絶ったのもこの年だったようだ。
ところで、兄が教会幹部の勧めで母と行ったという、韓国の清平にある統一教会施設内の精神科病院での「40日修練会」なるものとは何か。
元信者によると清平は、「復帰されたエデンの園」として、周辺の山や湖に文教祖が自ら命名した山々や湖に囲まれた、統一教会にとっては、霊的な聖地であるという。
その清平において、「日本人はこれからもっと精神病が増える。精神病の人は、精神病院では治らない。霊的なことを整理しないと絶対に治らない、だから清平に来ないと治らない」との謳い文句で、日本から精神を病んだ人を清心病院に来させ、ついでに「40日修練会」への参加も集ってきたようだ。
もちろん多額の参加費で。(元信者の話では、1回につき渡航費を含めて100万円近くの費用がかかるといい。一方教団広報部は40万円程度と話している)
元信徒によると、この清心病院・精神科クリニックが始まった当初は、「精神病や病気はすべて解決(治癒)できる」というフレコミで、ホームページには「この世のすべての精神病院をなくすという強い使命感と積極的な姿勢で出発した清心(チョンシム)病院の精神科は、天恵の自然環境の中で、霊性治療を基盤とした東西医学協診の立体的診療によって、患者様自ら創造本然の人生が回復できるように助けています。」というものだった。
2004年1月28日韓国・清心神学大学院大学校 本館前広場で行われた清心神学大学院大学校設立認可および奉献式において、文鮮明夫人の韓鶴子の実母が、『この清心病院に入ってくれば、精神病者たちは一週間もすれば退院していくのです。見えない霊人体がくっついて、恨みを晴らすためにそのようにしているので、それを追い出せばよいのです。』と語っていたのだそうだ。
ところが、実際に開設してみると、ここで治療を受けた人のほとんどが、精神病も治らず、それどころか多数の自殺者を出してきているという。
山上徹也容疑者の兄が母と行った2015年時点でも、自殺者は数十名にのぼっており、そして山上の兄も2015年に自殺してしまった。
わかっているいくつかを挙げてみると、2011年5月には天心湖で日本人信者が水死、2011年10月には清心塔で日本人信者が首つり自殺、2013年8月には清心ビレッジで日本人信者が焼身自殺を図っている。
そして、あまりに自殺者が絶えないことから、2015年の段階で既に精神病患者は「40日修練会」への参加はできないようになってしまっていた。
週刊文春8月11日号の記事によると、山上徹也容疑者は、当初、兄が韓国の清平にある統一教会施設内の精神科病院に行くよう勧めた幹部に対して、お礼の形として自身のスニーカーを渡したという。
まだここでは、教団に対して一抹の望みを賭けていたのかもしれない。ところが、帰ってきた兄は、結局自殺してしまった。
「なんで死んだんや。生きてたらええことあんのに」と嘆いたという山上徹也容疑者。
一方で、全ての悪事をリセットするかのように、統一教会の名称は変わった。
その認可を降ろしたことの背景には、安倍政権が関わっていたとのことが暴かれた「週刊朝日」10月13日号の『第3次安倍改造政権 支える宗教』掲載=統一教会の名称変更に政治家の影?」の記事を、山上徹也容疑者が読んでいたかどうかはわからない。
しかし、縁者との関係を絶ったのは、2015年であったという。
山上徹也容疑者は、カルト宗教二世問題の被害者であると同時に、障害者の兄弟姉妹「きょうだい児」の苦悩も抱えていたのだ。
恐らく、宗教二世には、山上容疑者同様の障害者の兄弟姉妹「きょうだい児」としての苦悩と、なかにはヤングケアラーとしての苦悩までも抱えている青年が多いことだろう。
その二重苦、三重苦の家庭から搾取される献金と活動に支えられてきた日本の保守そして自民党安倍派の議員たちは、口先では統一教会と今後は関係を絶つなどと言っても、それは完全に「口先三寸」であろう。
パンドラの箱の中身は「秘書が掴んでいるスキャンダル」
本当に関係を絶つようなことをすれば、必ず、送り込まれた秘書を通じてスキャンダルが暴かれる。そのための秘書なのだ。
スキャンダルが暴かれるようなことがなければ、「関係を絶つ」という言葉は見せかけであり嘘である。そして、これまで通りに裏金で選挙応援を頼むことだろう。
ただし、その裏金が用意できない議員は残念ながら大人しくして嵐が過ぎ去るのを待つしかなく、それもカネが回せなければ、選挙に出る目途さえも危ぶまれることとなるだろう。(一部転載終了)
主に自民党の議員さんに申し上げますが、どんな人間にも命が尽きる時があり、否が応でも「黄泉の国」に戻らねばなりません。
あの世では、3次元世界における地位、名誉、財産などは何の意味もなく、持っていけるのは『思い出と徳』だけです。
「後悔先に立たず」ですぞ・・・![]()
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(参考記事)
★統一教会「徹底解剖」「週刊文春」編集部(08/03)
★「安倍改造政権支える宗教 集団的自衛権で創価学会とはすきま風」(2015/10/15 週刊朝日)














